カテゴリ:Portrait( 286 )

休日はひとり旅(7)

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今回の撮影は目的が2つあった

1:FOMAPAN400 とD-76 での結果を再確認

2:FOMAPAN200 とRollei Supergrain の結果検証

こう言う時にはMAMIYA645PRO のようにフィルムバックを交換できるのが有難い

同じ状況下で違うフィルムを装着することが可能になるからだ

プリント実習の報告でも述べているが 結果としてはFOMAPAN400 のネガが素晴らしかった

二つのフィルムを比較してしまうとPAN400に軍配を上げたくなるが

単体でみる限りPAN200 も決して悪いネガではない

そこは「好み」の問題となる

PAN200とRSG はやはり独特のコントラストがあってシャドウもハイライトも良い

『微粒子』という訳でもないが『荒い』と言う印象もない

曖昧な表現だが「適当」なレベルで ある程度引き伸ばしてプリントすると

その「味」がよくみられると思う

実際にプリントしてみても 硬すぎず 潰れることもなく

フィルターでコントロールする余裕があり 表現の幅は実に広くて面白かった


ただ個人的な方向性としては双方ともD-76 で処理したものは素晴らしいネガになることを確証できたので

今後はそれで処理方法を変えながら表現の幅を広げられたら良いと思っている

そろそろ9月に開催予定の写真展用のプリントを始めないと間に合わなくなる

実は少し焦り始めている・・・



MAMIYA645 Pro TL
SEKOR C80mm F1.9
FOMAPAN200
Rollei Supergrain
1+12 21℃ 6min.
Y2




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by pianoartech312 | 2017-06-24 19:00 | Portrait | Comments(0)

休日はひとり旅(6)

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この展望台に来る前に 概ね予定していた撮影は終わっていた

時間が余ったら別の場所へ行ってみても良いかと思っていた

展望台から下に降りて来ると ちょっと見慣れない景色に驚いた

とは言え ずっと以前から変わりない景色なのだが今まで意識がなかったのかもしれない

背景の緑も手伝ってか なんとなく何処そこの立派な神社にでもいる感覚だった

「なんとなくイイねぇ。ここでも撮ってみよう♪」

私は彼女を色々な場所に立たせてみて背景を見ながらカメラに収めた

「今日のアドヴァイス、覚えてる?」

私は彼女に聞いた

「もちろん♪」

「じゃあ、実践してみよう」

私はファインダーを覗きながら一つ一つ確認するように彼女に指示をした


その『アドヴァイス』とは「HKK」の法則だ

「じゃあ、まず『H』!」

彼女は少し体をひねる

「次は『K』!」

彼女は右足の膝を折ってつま先を地面に付けて左足とクロスさせた

「じゃあ、最後の『K』!」

私がそう言うと彼女はほんの僅かだけど首を傾けて笑った

「やりすぎだよ!」

私は思わず笑ってしまった

「怜さんが『やれ!』って言ったんでしょ!」

彼女も少々おふざけが過ぎたと思っているのか笑いを耐えられなかった様子だ

「君はそんなことをしなくても十分に可愛いよ」

その場を収めるために言った言葉だが 本当のところでもある

初めて彼女を撮ってからちょうど1年

写真に対しての苦手意識はさほどではないけれど やはり緊張はしていたと思う

そう言う意味ではこうして冗談に付き合ってくれる姿勢は「撮られる楽しさ」を見つけた証拠かもしれない

今度はこの公園にあるメタセコイアの森が黄金色になる頃に もう一度彼女と訪ねてみたい


<おまけ>

最後の『K』の手前に捉えた彼女の姿(笑)

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by pianoartech312 | 2017-06-23 19:00 | Portrait | Comments(0)

休日はひとり旅(5)

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谷から「山」の頂上を目指した

どこまでも続くように見えた階段を登り切ると広場があって その奥に展望台がある

「この展望台からだと新宿がよく見えるよ」

「新宿?本当に?」

「あぁ。それじゃ、上ってみる?」

エレヴェーターに乗ってすぐに展望デッキに到着すると目前には霞んだ景色が広がった

「あぁ・・・ちょっと霞んでるね」

「でも気持ち良いわよ。多摩川がすぐそこに見える!」

私は遠くを見回した

手すりの手前にはよく晴れた日の写真があり 主だった建物や景色を示すガイドがある

「ほら、あそこに見えるのが都庁だよ」

「え?」

少々霞んでいるが それでも都庁と周りの高層ビル群が見えた

「うわぁ、本当だ!以外に近いのね」

「天気が良いと筑波山も見えるらしい。今度は真冬に来てみると良いね」

360度見渡せる回廊をぐるりと一周して高台からの景色を堪能した

「さて、ここでも写真を撮ってもらおう♪」

「怜さんを撮るのね」

「そう。でも今度はこのカメラで」

私はモノクロフィルムが詰められたマニュアルフォーカスの一眼レフカメラを彼女に渡した

「え?これで?撮れるかしら?」

「大丈夫。難しいことは一切ない」

私は彼女に使い方を一通り教えた

ファインダーをのぞいた彼女は驚いた

「うわぁ。なんかこの間のカメラとはまた違った感覚で綺麗!」

この間のカメラとは前回持参した二眼レフカメラのことだ

「じゃあ、それで私を撮ってみて♪」

彼女は色々と考えた挙句に立ち位置を指示した

谷にいた時にはさほど感じなかった風が この展望台では「強風」に感じるほどで

時々彼女は帽子を飛ばされそうになった

「撮るわよぉ!」

彼女は片手で帽子を抑えながらシャッターを押す

「でもピントは大丈夫なの?」

「ええ。きっとよく撮れているわ♪」


後日談として記すが 実際のところ この時撮影された画像は見事にフォーカスアウトだった

そのことは まだ彼女には知らせていない・・・

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by pianoartech312 | 2017-06-22 19:14 | Portrait | Comments(0)

休日はひとり旅(4)

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梅雨入りはしているのだが 今日はそんな気配は微塵も感じられない

ここ最近の傾向としては「梅雨入り宣言」後の数日間は晴れる日が多く

6月一杯はあまり梅雨らしい雨が降らない

そして梅雨明けは少しずつ後ろにずれている感じがする

何れにしても今日はとても暑い

彼女にも暑さ対策については注意喚起した

この公園に入ってからすぐにミネラルウォーターを自販機で買って時々口にする

以前にも記したが私は数年前に軽い熱中症になったことがある

その時は喉が乾いたという感覚があまりなく 気づいたらそうなっていた

「ホタルの里」と呼ばれる谷を歩いていく途中にベンチがある

ここで少し休憩をしながら彼女を撮ってみた




「ここは日陰がないね。でもここでも撮ってみよう」

「ちょっと待って。お水を・・・」

彼女はバッグからペットボトルのミネラルウォーターを取り出して口にした

「だんだんと温まってこない?」

「まだ大丈夫よ」

「でも今日は想定外に晴れてしまったね。君の帽子は正解だった」

「本当は日傘も考えていたんだけどね」

「持ってこなかった?」

「黒しかなかったのよ。森林浴で黒い日傘は似合わないと思ったの」

「なるほど。でも日傘は大抵、黒だからね」

「じゃあ、ここでは『お昼休み』のイメージかな。雑誌を読んでいるうちに居眠りをしてしまう・・・」


私は「小道具」として持参した雑誌を彼女に渡した

『旅と鉄道』という雑誌で 鉄道マニア向けとも旅行愛好者向けとも言える雑誌

でもこの中に使われる巻頭カラーの写真が時々心に焼きつくことがあって偶に買ってしまう


「実はね、さっきの客車の中での撮影はこのカットを真似ているんだ」

私は雑誌の初めの方にある見開きで掲載されているカットを彼女に見せた

「なるほどぉ。確かにいい感じね♪」

カメラを持った若い女の子が古い客車のボックスシートで車窓をカメラで捉えようとしている

本当にワクワクしている彼女の様子が見て取れる

ベレー帽をかぶったその女の子と今日の彼女を重ねてみたのだ


「こうしてみると今日の帽子は正解だったのね♪」

「そうそう。本当によく似合っているよ」

「よかった♪」

彼女も満足そうだった






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by pianoartech312 | 2017-06-21 19:00 | Portrait | Comments(0)

休日はひとり旅(3)

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午前中から日差しが強く 暑さも感じられる

でも湿度を感じないこともあって不快感はない

日陰に入ると本当に涼しく 土と水の匂いがその感覚を増幅させる

遊歩道を歩いていると ここが新宿からわずかな距離にある場所であるとは信じられない

「どこを見ても『緑・緑・緑』で驚いたわ。こんな場所があったのね」

「本当だよね。ここだけ切り取って写真にして『長野県の森です』って言っても信じてもらえそうだよね」

「ええ。全くわからないわ」

「今はちょうどホタルの時期だから夜になると見られるらしいよ」

「子供の頃はよく見たわよ。家の近くにもたくさんいたから」

「へぇ。それは良い環境だったんだね」

「田舎だったから」


この遊歩道は公園の谷間にある

「ホタルの里」とされた場所で 綺麗な水が流れている

一回りすると必ず急な上り坂にあう

それがかなりな距離なのだ

しかし どこまでも続く様な階段がとても雰囲気があって

一部だけに日差しがあったりすると思わずそこで撮りたくなる

彼女も同じことを思うのか 先に見えてきた長く続く階段をみつけて指をさした

「あそこ、なんか良いわね」

「そうだね。じゃあ、あそこで撮ってみよう♪」

彼女はわずかに当たる日差しの元に身を置いた

「手すりに近づいて」

私が彼女に指示をした時に彼女が叫んだ

「あぁ!なんかいる!」

「え?」

「木の枝みたいな虫がいるわ!」

彼女は虫が苦手な人だ

それでも その「むし」に少なからず興味を持ったのか 遠目に覗き込んでいる

私も彼女の元に近づいて「それ」を確認した

「あぁ、『ナナフシ』の仲間だね。擬態だよ。見事だよね」

「ナナフシ?」

「どう言う昆虫かは知らないけど、とにかく変装の名人だね」

私たちの扱いが鬱陶しいと感じたのか ナナフシと思われるその昆虫はそそくさと移動して行くうちに

ポトリと下に落ちてしまった

そうなると もう見つけられない  そのくらい見事な「擬態」なのだ

「あぁ・・・もうわからないね」

「でも初めて見たわ。いろんな生き物がいるのね」

「それもまた良い記念になったね」


よく笑う彼女だが この時ばかりは普段とは違った笑顔になった

そんな場面を捉えることができたのも ナナフシのおかげか…

さて この階段を登ることにしよう・・・




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by pianoartech312 | 2017-06-20 19:00 | Portrait | Comments(0)

休日はひとり旅(2)

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前回 彼女を撮影したのは10月だった

コスモスが咲き乱れる広い公園でのんびりと過ごしたのを思い出す

もう半年以上も経っているのに気づかなかったわけではない

その時に『次回は連れて行きたい公園がある』と彼女に伝えていた

ここに連れてくるには初夏から梅雨入り前が理想的と考えていたので今になっただけの話だ

「今回は『森林浴』がメインになるから、それなりの服装が良いかと思います」

事前に彼女に送ったメッセージにそう記していた

「怜さんに『森林浴みたいな』って言われていたから色々と調べたのよ」

「『森林浴』で検索したの?」

「そうそう♪」

「その結果が今日の服装なの?」

「変かしら?」

「いや、とっても可愛いと思う。可愛いと思うけど、それで『森林浴』なの?」

私は思わず笑ってしまった

『森林浴』と言うよりは どこか広々とした高原にでも出かける様な出で立ちに思えた

「怜さんに『虫が多いかもしれないから肌の露出は控えた方が良い』ってアドバイスされたから・・・」

「確かにそうだけど。。。でも、休日のひとり旅っぽくて良いよ♪」

「そう、よかった♪」

「狭い範囲だけど、起伏の激しい道のりだよ。覚悟してね」

「怜さんにそう言われたから今日はスニーカーなのよ。だから足まで写さないでね」

彼女はスカートの裾を少しだけたくし上げて足元の白いスニーカーを見せた

「いや、悪くないよ。フルショットする時には言うから安心してください」


こうして「ひとり旅」は始まった



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by pianoartech312 | 2017-06-19 19:40 | Portrait | Comments(0)

休日はひとり旅(1)

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「ひとり旅の経験は?」

「ないわ。何も考えないでフラっと何処かへ行ってみたい気持ちはあったのになぁ…」

「じゃあ、もしひとり旅できるとしたら何処へ行きたい?」

「そうねぇ… 」

彼女はしばらく考えていた

「反対に、怜さんがオススメする場所はあるの?」

「以前にも話したかもしれないけど、やはり長野県白馬村。ぜひ行って欲しい」

「白馬は良いわよね。スキーなら行ったことあるのよ」

「そうなんだ!」

「でも、それだけだったから観光らしい観光はしていないの」

「ぜひ、夏でも秋でも、そして春は一番綺麗だし行って欲しいな。。。」

別に私は白馬村の観光大使をしているわけでもなんでもない

しかし多い時には年に6回も通った頃があった

いつ行っても変わることのない景色と雄大な北アルプスは私に限らず

見た人全ての気持ちを癒してくれる

ここ数年は私も訪ねることをしていないが

いつかは白馬村の景色を背景に女性を撮影して見たいと思っている

「今日のテーマは『休日』だよ」

「そうなのね。じゃあ、今日の私の服装は”それっぽい”わね」

彼女が笑った

確かにそう思う

ボックスシートに座ってもらい フィルムカメラを持ってもらって外をみる姿は

本当にこれから高原にでも出かけるひとり旅の女性を見ている様だった

今日は実に良い天気になった

それもまた気分をより一層高めてくれる

今日が楽しみになった




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by pianoartech312 | 2017-06-18 19:00 | Portrait | Comments(0)

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左:PAN200+RSG        右:PAN400+D-76



今回のプリント実習には幾つかの目的があった

まずはFOMAPAN400Action を D-76 で処理したネガが本当に良いプリントになるか?

次にFOMAPAN200Creative を Rollei Supergrain で処理したネガが理想的なプリントになるか?

そして初めて使用したRollei RPX100 はどんなプリントになるのか?

それらを検証してみたかった

***************************************************

前回の実習にてFOMAPAN400 をD-76 で処理したネガをプリントして

実に良い調子でプリントされたことに気を良くしたのだが本当に信じて良いのか?

その疑問を払拭するために意識的にこの組み合わせで処理してみたのだ

そして同じ条件で撮影したFOMAPAN200 とRSG の組み合わせのネガを比較してみた

FOMAPAN400 とD-76 のネガはやはり良いネガだった

ピントルーペを覗きながら 程よい粒状性の美しさにため息が漏れた

初めはストレートで焼いてみた

テストピースでの露光時間を基準にしてみたが程よい黒の締まりがあって心地良かった

ただ窓のハイライトが中途半端と言うか 微妙な感じ

なのでごく標準な2号フィルターを装着してプリントしてみたら そこが改善された

先生に見てもらうと「もう少し硬くても良いのでは?」と意見をもらった

なのでフィルターを1/2だけ号数を増やしてみた

確かにシャドウが締まるだけで全体の雰囲気も変わり 彼女に意識が集中できる

そうした出来上がりの画像がまだ私にはイメージできていないのだ


同じ条件で撮影されたPAN200 のネガも同じ条件でプリントしてみる

まず粒子の違いが明白で PAN200の方が荒い位だった

シャープネスも比較するとPAN400 の方が優れている

それは偏に現像液の違いだ

もし同じ現像液で処理されていれば もっと違いを細かく分析することができた

でもPAN200 をD-76 で処理したネガは以前にも実際にプリントしている

ただ この様に2枚を並べて比較すると違いがわかるが

それぞれを1枚だけで見ればどちらも雰囲気のある良いプリントだ

PAN200 の方がどことなく古臭い印象があるが それは『味』だ

この比較はとても面白かった

そしてPAN400 とD-76 の組み合わせはどんな被写体でも『使える』ことが立証された


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次に初めて使用したRollei RPX100 のネガをプリントしてみると・・・

まず驚いたのは粒子の細かさ

おそらく初めて体験する粒子だったと思う

あまりにも細かすぎてピントを合わせることに苦労した

明るい部分ではほとんど粒子の一つ一つを確認できない

もちろん そんな事はないのだが

そのくらいにきめ細かい粒子なのだ

そして上がったプリントは実に綺麗だ

ただT粒子のネガをプリントしたものとは明らかに違い

調子は良いのだが やはり柔らかいしグレーも綺麗でシャドウもしっかりしている

悪い言い方をすれば「ツマラナイ」プリントになった

そのくらい綺麗なのだ

なので このネガなら全紙で焼いても全く問題なく見られるプリントになるはずだ

大きくして初めてこのフィルムの良さが実感できるのだと思う

それはFOMAPAN100 やRollei Retro80s でも同じことが言えると思うのだが その質は明らかに違う

晴天で輝度差が大きい状態 つまりコントラストが付きやすい状況で撮影されたネガでも

無理なく柔らかな画像を結ぶはずだ

この写真はY2フィルターを装着している

後になってそれを後悔した

この状況ならフィルター無しで少し柔らかくするべきだった

なので初めに焼いた1枚を見てから あえて1.5号のフィルターを入れて再びプリント

それを先生に見せると一発で合格だった




どんなことでも しっかりとした「根拠」と「意思」を持って行動することで「責任」を持つことができる

残念ながら まだ「信念」にはならないが

それでもプリントの変化には少しずつではあるがイメージができる様になった

今回は「学び」よりも「発見」が多くあって実に有意義な時間だった











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by pianoartech312 | 2017-06-17 19:00 | Portrait | Comments(0)

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【モノクロフィルムの比較】

今回は以前に「新兵器」として紹介したRollei RPX100 を使用することに決めていた

当初は終日曇り空という予報だったのだが 想定外に良い天気となり理想的だった

Y2 フィルターを装着して撮影してみた

それと今回は背景が広いこともあって久しぶりに150mm の中望遠も持参して臨んだ

現像液はRollei Supergrain を1+12 稀釈

ネガを見た段階ではあまりその違いがわからなかったが

まず特徴としてフィルムベースが厚い

Rollei Retro は実に薄く しかも透明度も高いのでスキャニングに適していると謳われる

それとは全く反対でKodak TRI-X400 同様の厚さであり硬さだった

そしてフィルムベースが実に「黒い」ので驚いた

にも関わらずTRI-X のようなステインはあまり感じることもなく排出液も無色透明

露光されたカットは適正露出と見えるしコントラストも良いと思えた

スキャンしてみるとまずは柔らかさに驚いた

…と言うよりは今までが硬すぎたのだろう

シャープネス・コントラストも実に心地良く

ネガを見ても粒子がとても細かいことが見て取れた

もちろんSEKOR レンズの性格もあるが少々ネムイくらいの質感だった

でもシャドウもハイライトもメリハリがあるし

あえて輝度差を大きくした場面のカットはそれなりに硬さも出た

もちろんプリントをして初めてこのフィルムの評価ができるのだが

おそらくストレートに焼いても全く問題ないプリントができると思う

Adox Silvermax に近い感覚があった

RPX400 に対しては余り良い印象がなかっただけに

さほどの期待は持っていなかったのだが それが覆された

今後の選択肢になり得る

早くプリントして その実際を確かめて見たい






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by pianoartech312 | 2017-06-16 19:00 | Portrait | Comments(0)

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午後3時近くになって 何となくではあるが日差しに赤みを帯びるようになると

芝生の上を通り過ぎる風に 強烈な日差しを浴びて来た独特の香りがするようになり

もの哀しささえも感じられるようになった

ほぼ予定通りの撮影を済ませ 最後の場所にたどり着いた

「ここが最後の撮影場所。短いけれど良い並木でしょ?」

「ほんとね。芝生も綺麗だし悪くないわ」

「この木、覚えてる?」

「・・・」

彼女はしばらく近くの枝をじっと見つめて考えている

「去年の夏にさ・・・」

私がヒントを伝えようとすると彼女はとっさに想い出した様子だった

「あぁ!カブトムシの!」

「そうそう♪」

「なんて名前の木だったかしら?」

「メタセコイアだよ」


去年の夏にも同じようなメタセコイアの並木で彼女を撮影したのだ

その時にたまたま枝に止まっていたカブトムシを見つけて彼女がスマートフォンで写真を撮ったのだ

「早いね。あれからもう1年が経ったんだよ」

「そーねぇ。。。ここにはカブトムシがいるかしら?」

「ん・・・まだ早いかな」

「ここでも私は座って本を読むのね?」

「その通り♪」

彼女を木陰に座らせて本を読む仕草をしてもらった

日陰でも十分に明るさはある

いつもの様に開いた本がレフ板になって彼女の顔を明るく照らす

私は低い位置から背景の並木を十分に生かして撮影してみた

「だいぶ髪が長くなったね」

「そろそろ切らないと・・・って思うんだけどね」

「セミロングくらいが良いよ。初めて撮影した時はそのくらいだったと思うし」

「そうね。これから夏になるのだから、少し首元に風を通さないといけないわ」

彼女はそう言って首を振りながら髪の毛を振り払った

シャンプーのCMではお馴染みだけど フワッと広がった髪が太陽光に晒されてキラキラと輝いた

彼女は長い髪がよく似合う

また次回会うのが楽しみになった



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by pianoartech312 | 2017-06-15 19:00 | Portrait | Comments(0)