カテゴリ:Portrait( 360 )

今年の紅葉事情

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だいぶ長いことお休みしてしまいました

そんな間に季節はすっかり冬になってしまった感じです

さて 今年の紅葉事情は如何なものか?

今年は台風が多く 関東にも立て続けに上陸した影響が大きいと思う

台風が多いと紅葉する前に枯れてしまうか 落葉してしまう

紅葉しても綺麗な色づきとはならない

近所の公園は桜がたくさん植えられているが

つい先日 近くを通ったら枝をだいぶ剪定していた

そして葉もほとんど残っていなかった

この写真は昨年の11月23日に撮影している

メタセコイヤ並木の色が実に美しくモデルの顔が色かぶりするほどだった

紅葉の時期は実に短く 桜同様にタイミングが難しい

その期間に今年はどれだけ女性を撮影できるか?

気持ちばかりが焦っている・・・


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by pianoartech312 | 2017-11-21 19:00 | Portrait | Comments(0)

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普段 私は滅多にカメラ専門誌を購読することはない

まぁ 最近はもっぱらデジタルカメラありきで記事が書かれていることもあるが

時には役立つことも特集されているので立ち読み程度には見ることもあった

カメラ専門誌としては最古参になる「日本カメラ」11月号の特集記事は良かった

「モノクロフィルム42本 一気の試し撮り」

とタイトルされたこの記事はとても良かったと思う

今現在 国内で購入可能なモノクロフィルム42本を同じ条件で撮影し

同じ条件で現像・プリントした結果のレポートが記されている

執筆は写真家・赤城耕一さん

最近はあちこにの店に出没しては色々とフィルムカメラ初心者にアドバイスしているらしい

そんな様子がツイッターでみられる

さて この特集記事だが

35mm カメラで撮影し D-76 1+1 で処理したものを比較している

テスト撮影された女性モデルの顔が小さいことや

印刷物であるが故に明確な違いは判別しがたいが丁寧なレポートが記されている

記されていることに違和感はなく 私もほぼ同じ感想を持っていたので嬉しかった

先生は粒子やプリントのしやすさにこだわりがあったのか

ほとんど全ての銘柄にその印象を記されていた

そこでは幾らか私とは違う感想もあったのだが

その違いは35mm と120の違いだと思っている

私が好き好んで使用するFOMAPAN400 は確かに粒子が大きい

ハーフトーンの部分はよく目立つ

しかし黒と締まりやハイライトの表現がよくクラシカルな印象もあって私は好きだ

上の写真はまさにFOMAPAN400 で撮影し D-76 で処理したネガだ

半切サイズでプリントしているが 粒子はさほど目立つことはなかった

また その後から取り組んでいる自家調合のD-23 におかれては

シャープネスが高く なおかつ粒子も目立たなくなった


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この写真は35mm判で撮影し Rollei Supergrain で処理したFOMAPAN400

このサイズでは判別しにくいかもしれないがライトスタンドの傘の部分などは粒子が目立つ

これをプリントすれば黒くボツボツとプリントされるはずだ


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ちなみに これはFOMAPAN200 で撮影したもの

粒子はごく小さい


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赤城先生が一押ししたフィルムの中の一つに

ILFORD DELTA400 があったが この写真はそれだ

個人的にはあまり好みではないが綺麗なことは確かだ

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これはRollei Retro400S

だいぶ印象が変わる




私も長い時間をかけて多くのフィルムと現像液を試した

しかし 今回のこの特集記事でその違いが一堂にみられるのだから有り難い

モノクロフィルム選びに迷っている方にはぜひ一読してほしい

ただ記事の中にも記されているが

これ!という一本を決めたら浮気することなく我慢をして使い続けることが大切だ

もしそれで自家現像や自家プリントをするようになった時に

自分で調子をコントロールすることが出来るようになるからだ


フィルムカメラブームというのはどうやら本物なんだなぁと関心もした









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by pianoartech312 | 2017-11-02 19:00 | Portrait | Comments(0)

台風の後で(7)

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【モノクロフィルムの比較】

今回も常用のKodak 400-TX とD-23 の組み合わせ

ただ曇り空でコントラストが上がらないかもしれないと言う少々の不安があった

実際は65mm F3.5 の描写がそれを補った形となった

Y2を使っても良かったが 落ち葉が反応してし待って白くなるのが怖かった

確かに少々コントラストは低いが 眠いネガでもない

まだプリントをしていないが苦労はないと思う

このレンズをメインに使用する様になってからは

モデルをごく小さく構図する様になったが

それでも存在感は小さくはならない

不思議な描写をするレンズで今の私には心地良い

プリントするのが楽しみだ


MAMIYA C330S
SEKOR 65mm F3.5
Kodak 400-TX
D-23(自家調合)
1+1 18℃ 14min.



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by pianoartech312 | 2017-10-31 19:00 | Portrait | Comments(0)

台風の後で(6)

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時間はまだ早いのだが

雲が厚くなるにつれて暗くなり 海風が冷たく感じる様になった

曇るなら このくらいに曇ってもらった方が理想だ

晩秋に差し掛かる時期の この薄暗さと肌寒さ

それに人影のほとんどない浜はやはりもの哀しい雰囲気がある

それでも彼女の表情は明るく それだけでも暖かさを感じることができる

彼女は今頃の季節がよく似合う

次に彼女を撮る時には もっと髪が長くなっているかもしれない

今からその時を楽しみにしている…



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by pianoartech312 | 2017-10-30 19:00 | Portrait | Comments(0)

台風の後で(5)

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ここは完全な「湾」になっているので波が立つことはない

それでも台風の影響は少なからずあった様子で

浜には多くの流木やペットボトルなどが打ちあがっていた

以前から表現の一つとして取り組んでいる「多重露光」ではあるが

この浜ではほとんど動きのない波を止めることは難しい

なので自分が動いて多重露光する方法をとった

時々 雲の切れ間から顔をのぞかせる太陽の光が波をキラキラさせるのを待っている

デジタルカメラの便利なところは

重ねる画像を確認しながら構図を決められることだ

多重露光のコツは黒い部分に向こうが透けることを頭に入れておくことだ

まずはメインになる被写体を撮る

その時も重ね方をイメージしないと無駄なカットになってしまう

映画のワンシーンを思わせる様なカットにしたいなら

引きとアップの組み合わせが一番無難だ

デジタルカメラで撮影してイメージを確立させてからフィルムカメラを構える

ただ そうそう話は上手くいかないものなのだ・・・



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by pianoartech312 | 2017-10-29 19:00 | Portrait | Comments(0)

台風の後で(4)

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「少し食べ過ぎたわ。お腹いっぱい…」

「そうだろうね」

最初に来た海岸に戻って もう一度 浜での撮影をするつもりだった

「少し休憩しよう」

私はレジャーシートを敷いて彼女に座ってもらった

芝生が綺麗に生え揃うエリアではあるが まだ少し湿っている感覚があった

彼女が腰をおろして一息つくと近くでその動作を見ていた一匹のネコが鳴いた

この公園には多くのネコがいる

しかし多く集まるカラスと色々なイザコザがある様子で

カラスもネコを怖がる雰囲気がない

むしろオチョ食っている感じすらある

そんな姿を見ていた彼女がそのネコに声をかける

その時 厚くなった雲の切れ間から眩しいくらいの太陽の光が届いた

「あぁ、暖かい・・・」

本当に熱を感じた

海面がきらめき 今まで冷たいと思っていた風さえもが暖かく感じた

ネコが彼女の呼びかけに応えるかの様にまた鳴いた

彼女はその姿を見て笑う

今まで見せた 顔をくしゃくしゃにして笑う顔とは違い

本当に優しさを伴う素敵な笑顔だった

それを柔らかい太陽の光がより一層の演出を施してくれた



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by pianoartech312 | 2017-10-28 11:26 | Portrait | Comments(0)

台風の後で(3)

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並木道での撮影を終えてランチにしようと提案した

その時 ちょうど防災無線から正午を伝えるチャイムが鳴った

「すごーい!野生の勘かしら?」

「そんなんじゃないよ。体内時計は正確だからね」

「毎日、規則正しい生活しているのね」

彼女は笑った


公園からほど近いベイサイドエリアにあるレストランに入った

エリア全体が見渡せる 綺麗に整備された公園になっている

遊覧船乗り場もあって 遠足と思われる小学生がたくさん乗り込んでいるのが見えた

ランチタイムのバイキングであっても私は多くは食べられない

そんな私をよそに彼女はかなりなボリュームのメニューをチョイスした

彼女といるときは比較的「真面目」な話をする

仕事の話を それなりに真面目に話をしたりしている時間が長い

それでも彼女は笑顔を絶やすことはない

ランチを終えてレストランを出た私たちはポートエリアでのんびり過ごした

薄い雲の向こうから弱々しいながらも暖かさを十分に感じることができる太陽の光が届いた

階段を登り 少し高くなった場所から海を見わたそうと歩き始めた

先に歩く彼女が階段を登り始めた時にハッとした

やはり後ろから見る彼女の脚がとても綺麗だったのだ

即座にカメラを構えて彼女の後ろ姿を捉えようとしたら彼女が振り向いた

きっと何かを感じたのだろうな

「動かないで!」

私が言うと彼女が笑った

自然にできる彼女のその仕草がとても綺麗だった

笑顔と背景と彼女の姿の全てが揃った瞬間だった





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by pianoartech312 | 2017-10-27 19:00 | Portrait | Comments(0)

台風の後で(2)

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この場所のロケハンに来たのは桜が咲くか咲かないかという時期だった

色々と歩き回るうちに この並木道を見つけた

並木道とは言え かなり細くて普通の人がここを歩くような感覚では無い

並木になっているのは銀杏の木

だから色づく頃には良い見栄えになっているものと容易に想像できた

しかし 今回の台風でその希望は無くなったと思った

彼女を連れてやってくると やはりその予想は的中していたのだ

残念だけど仕方がない

それでもこうして彼女を並木道の真ん中に立たせて見ると良い絵になる

そう言えば前回はロングスカートだったから足が完全に隠れていた

今日はタイトなスカートにブーツだったからその全容を見ることができた

想像していたよりも ずっと綺麗な脚をしていたのでチョット驚いた

それならそれをアピールするのが良い

身長のある彼女だからこそ活かせるスタイルがある

スッと伸びる銀杏並木と彼女のスタイルがとてもマッチしている

ちょっと方向性を変えようと思った







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by pianoartech312 | 2017-10-26 19:00 | Portrait | Comments(0)

台風の後で(1)

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10月の下旬になって本州に上陸した台風としては過去最大級だと大騒ぎとなり

まして衆議院議員選挙と重なったものだから

その間 色々なものが色々な影響を受けて

中には「どさくさに紛れて」なんてこともあったかもしれない

台風の進路予想を見ては私も随分と悩んだ

彼女と海岸で撮影しようと約束したのはだいぶ前の話だったのだが

この海岸の異臭騒ぎがあったりと

なかなかうまく都合がつけられなかった

「台風一過の晴天」にはならなかったのだが

私としては返ってその方が有り難かった

前回 彼女を撮影したのは真冬の2月のことだった

その頃から比べてもだいぶ髪が長くなり雰囲気が変わったようにも見えた

彼女はよく笑う

なのに いざカメラを向けて撮影しようとすると顔がこわばる

だから彼女を撮るときは いつもタイミングをズラしているのだ

一連の動作の中の自然の一瞬

彼女は歩き方も姿勢も 特別美しい訳では無いのだが

全ての動作がとてもしなやかで色気があって雰囲気がただ事では無い

私は恐らく彼女本人よりも 彼女の綺麗な 可愛い一瞬を知っている

そして それがどんな時に どんな角度から見ると良いのかも知っている

でも 彼女がふざけてスマホで私を撮る瞬間の笑顔は初めて見るものだった

久しぶりに「ドキッ!」としてしまった


さて 今日は海岸で集中的に彼女を撮る

少しの時間でいいから 太陽が顔をのぞかせてくれたらいいなと思うが・・・





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by pianoartech312 | 2017-10-25 19:00 | Portrait | Comments(0)

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ある時 ある人から質問を受けました

「どうして そんなに多くの女性モデルがいるのですか?」

答えに困った

もう何年も前から女性を撮り続けているけれど

気がついたらかなりな数の女性を撮り 今でもその数は増えている

確かに最初の1人を得るまでは本当に苦労した

でも気がついたらモデルを得るための努力はしていないかもしれない

昨年初め頃に同じサイトでブログを公開(今は閉鎖)していて

そこで「モデル募集」を続けていた結果かもしれない(** 今は募集をしていない)

ただ振り返ってみると色々な対策と言えるものは講じていたかもしれない

自分では当たり前のことだから意識していないのだろう

でもネット内では今でも「モデルがいない」と嘆く人が多い

写真に対して抵抗感が少なくなった反面

これだけの情報社会で 一度表に出た写真はアッと言う間に拡散するので怖い

そう言う意味でも信用ある人でないと中々 撮影依頼をし辛いのかもしれない

ずっと以前の話だが ある女性モデルからも同じような質問を受けていた

「そのノウハウを仕事にしてみたら?」

そう言われて その時は笑って流したが

しばらく経ってから 知り合いのコンサルタントにも同じことを言われた

「そうした情報を探す時間が今でも増え続けているのですよ」

「そうかなぁ・・・」

「そうですよ。今、世間は情報に飢えているのです。特にノウハウに関してはね」

「ふーん」

「だって電車の時刻だって、ショッピングだってネット情報でしょ?」

「確かに」

「私は写真は素人ですが、少なくとも『作品を見せる』より『どうやって撮るか?』に興味が集中していると思いますよ」


そんな会話をして 最後にはそのノウハウを本にすると良いと強く勧められました

それで先月末あたりから少しずつ書き続けておりました

いざ書き始めると「私はなんだかんだで細かいことやってるな」と笑ってしまいました



そんな経緯で出来たこの本

今は出版を取り扱うサイト上で販売しておりますが

しばらくしたら自分のウエブサイト内でPDFファイルのDL形式で販売する予定です


詳細はこちらからどうぞ




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by pianoartech312 | 2017-10-23 19:00 | Portrait | Comments(0)