カテゴリ:現像関連( 31 )

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今回は正真正銘の「新兵器」だ(笑)

とはいえ 単なる印画紙ではあるのだが

初めて使う紙なので「新兵器」となる

Adox の印画紙は以前にも5×7で一度使用したことがあるがグロッシータイプだった

今回は「パール」 つまり「つや消し」と言えるタイプ

前回 「印画紙にはあまりこだわりが無い」と記したが

フィルムほど明確に違いが出ないと言うこともあって どれでも同じと言う感覚がある

ただ選択肢がある以上 試して見たくなるのも悲しい性で

どんな絵が出てくるのか楽しみなのである

メーカーによってコントラストの違いがあることはある

比べて見ると黒の出方が違っていたり シャープネスが違うかな?と思うものもある

フィルムや現像処理が高コントラストを好むので印画紙はそれを忠実に再現してくれたら文句は無い

この記事が出る頃にはすでにプリントを終えているはずだ

報告は追ってすることに。。。




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by pianoartech312 | 2017-05-22 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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別に「新兵器」でも何でもないのだが

タイトルを統一している以上 これも「新兵器」として扱うことにする(笑)

FUJIFILMのモノクロ用印画紙が生産中止となった

厳密には「多階調紙」に限るのだが それがメインなので事実上の撤退と言える

もちろん他のメーカーは供給があるので問題はないのだがやはり寂しいものがある

私は印画紙に関してはフィルムほどのこだわりが無い

確かに ヨーロッパ製のものは独特の柔らかさがあり黒の表現もそれぞれ異なるのが面白いが

それは見比べてみて初めてわかるレベルかもしれない

9月の写真展には半切サイズでプリントしてA3のフレームに納める予定なので この「半切」の印画紙が必要だった

印画紙もフィルム同様に「消費期限」があるのだ

それを過ぎると値引きが始まる

そして今回は運良く その「期限切れ」商品が在庫として残っていたのだ

方や今年3月が期限の印画紙で半額

方や今年5月が期限の印画紙で20%引き

実は以前にもそうした商品に出会ったことがあったのだが「確信」が持てなかった

『本当に大丈夫だろうか?』

そのことを暗室のスタッフに言うと『全く問題ないですね♪』とアッサリ言われてしまった

それを後悔していたので今回は有無を言わずに手にとって会計を済ませた

それなりの出費を覚悟していたので本当に助かった♪

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あとは作品の撮影のみだ

まずは何時もの様に5×7でプリントをしてイメージを作り上げる

それをサンプルに大伸ばしプリントをする

もう5月が終わる

私に残された時間はさほど多くは無いと構えると少々焦る

でも どうにか全ての作品を自家手焼きプリントで出品することができそうなので

それだけでも私個人として嬉しい

多くの人にみてもらいたいと思う







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by pianoartech312 | 2017-05-21 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

Rollei Superpan200 と Supergrain

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この組み合わせは初めてだった

D-76 での処理を参考にすれば おおよそは見当がつくが

それでも実際に目にするとハッとする

フィルムの特性でもあるシャープネスとシャドウの締まり

同じく現像液の特性でもあるシャープネスとシャドウの締まり

こうした石造りの建造物は特に独特の表現がされて実に良い

適当なコントラストの強さが良い

ポートレイトなら嫌われるかもしれないが

再三記しているように 今の私はこれが好み

ほんの一年前なら有り得ない組み合わせだったはずだ

女性はいないが 是非ともプリントしてみたいワンカットだ


実はこの建造物は今は使用されていないらしい

ロケハンの途中でたまたま見つけた

以前からこの場所は何度も歩いているのに気づかなかった

老舗のレストランだったみたいだ

改装なのか 閉店なのかはわからない

ただ工事関係者が中で作業しているのが見えた

今ならこの前に女性を配して撮影することができるかもしれない

・・・ダメかな?(笑)


MAMIYA645Pro TL
SEKOR C80mm F1.9N
Y2
Rollei Superpan200
Rollei Supergrain 1+9 22℃ 6m30s

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by pianoartech312 | 2017-05-15 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

新兵器の導入(現像編)

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連休最終日にオンラインショップで現像液を注文した

連休中は金融機関もまともに動いていないから月曜日の朝一で振り込みを済ませる

そうすれば当日中に発送手続きをしてくれるから助かる


さて 今回の「新兵器」は過去にも一度使用しているので「新兵器」ではないかもしれない

しかし目的意識が明確であり プリントすることを前提にモノクロ写真を撮影している今となっては

前回の購入時と感覚はまるで違う

あの頃は とにかく色々な現像液とフィルムの組み合わせで「テスト」してみたかったのだ

ただ あの時にテストできずにいたフィルムが幾つかあるので今回はそれも試す

Kodak 400-TX に代わるフィルムとしてRollei RPX400 をテストしてみる

実はこのフィルムも以前使用しているし @1600 での撮影もしているが

現像液はKodak X-tol だったから訳が違う

本当は「専用」とされているRollei RPX-D を使用してみたかったが何せ高い!

今回のSupergrain でも十分に対応できると思ってはいるが 結果はどうなるか分からない

あとはFOMAPAN400 を@800や@1600にした時の粒子も見てみたい

以前にも記したと思うが私がFOMA のフィルムを気にかけるのは黒の出方が好みだからだ

D-76で現像処理すると確かに粒子は大きくなるのだが

例えば以前は頻繁に使用していたAtomal49 などではコントラストは落ちるものの

綺麗な粒状性をキープしていたのをよく覚えている

まして120サイズのフィルムなら本当に綺麗だった

今年は135mm サイズの意識が高かったが来年は6×6 での撮影をメインにしようと思っている

せっかくレンズ交換ができるMAMIYA Cシリーズを使っているのでその恩恵に預かりたい

フィルム・現像液・印画紙 全てが Rollei になった(笑)

さて 今回のこの現像液は私にどんなネガを見せてくれるのか?

本当に今から楽しみでならない


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by pianoartech312 | 2017-05-10 19:19 | 現像関連 | Comments(0)

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ちょっと訳あって 急遽プリント実習へ

今回はRollei Superpan200 を詰めた MAMIYA35 で撮影したネガを持参

Rodinal で静止現像したネガで 粒子は目立つがフィルムの性質もあって大きくはない

テストピースではコントラスト調整フィルターも入れたが あまりにも硬くなりすぎた

フィルターを外して再度テストピースを焼いてみる

全く問題ない

シャドウも締まるし ハイライトも適当に再現される

彼女の顔が十分に出ているし 背景も良い

このフィルムは露出さえ間違えなければストレート焼きでも十分に対応できることがわかった

あとは細かい部分の補正だけだ



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問題は彼女の顔のハイライトをどこまで飛ばせるのか?

そこは先生とも意見が分かれたが もしこのカットで彼女の顔が障子ではなく

向こう側のガラス戸に被っていたら変わっていたと思う



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残念ながら このカットにおいては向こうの闇はもう少し出ている

スキャンした影響だ

とにかく 今回の驚きは MAMIYA35 の描写力

あの小さなレンズでこれだけ再現できるのだから驚いた

しかも静止現像した画像は実に心地良かった

先生に話すと「オレは怖くてできない」と笑った


このネガのカットは全て一発合格だった

ただテストピースはそれぞれ2回ずつ焼いているが・・・

このフィルムはRollei Retro80s とほぼ同じ可視領域をカバーしているので参考になる

黒密度も同じ感覚で解釈しても良いと思い 今後の撮影の参考になると思って焼いてみた次第


今日は先生とじっくり撮影時のフィルターワークやフィルムの選択について話すことができた

先生は私の姿勢に感心して下さったが プリントに関してはまだまだ細かい所まで注文をつける

「粗探し」と言っても良いかもしれない

ただそれは「レベルが向上した証」と捉えている









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by pianoartech312 | 2017-05-09 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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現像処理でコントラストを調整するという記事に関連して色々とネガを検証してみた

以前にも記事にしているが Rollei Supergrain(以下RSG) という現像液がどうしても欲しくなった

強い黒と ややキツ目のコントラストが好みになっている今

FOMAPAN100 & 200 や Rollei Superpan200 でどれだけコントラストを強調できるか?

D-76 でも素晴らしい結果はもたらされるが 過去にRSGで処理したネガを見るとやはり良いと思う

フィルムによっては完全に黒が潰れる

特にFOMA のフィルムはひどい(笑)

しかし今の私にはそれが心地良いと感じるのだ

この写真はフォーカスを外してしまったが 彼女の持つビニール傘の質感が実に綺麗だと思うのだ

確かに黒は潰れてはいるが ネガでは薄っすらと何かがあることは確認できる

この現像液はシャープネスが高く 微粒子現像液と言える

希釈することでコントラストをコントロールすることが容易で初心者向けとされている

しかしだからと言って安易に扱っても良いというものではない

「ある程度の失敗が許される」だけのことだ

5月は女性を撮影する予定が多くある

天気が良ければ好みの「キツいコントラスト」を楽しむことが出来そうだ

連休が明けたら早速 この現像液を注文したいと思う






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by pianoartech312 | 2017-05-07 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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これも何度も記すが プリントを再開する前まではコントラストのきついネガは嫌いだった

特に女性を撮影している手前 なるべくコントラストを下げて柔らかくというのが信条でもあった

この写真は400-TX を+2 処理をしているが温度は22℃だった

この時は露出に不安があったので敢えて現像時間を3分も長く取った

その結果 黒の締まりが想像以上に出てしまい「硬い」と判断したので

フォトショップでコントラストをコントロールしてSNS などに上げた

この写真はそれとは違うもので スキャンしたデーターをそのまま掲載している

今の自分が見れば まだ物足りない(笑)


プリントする際には多階調紙を使い フィルターでコントラストをコントロールする

しかし ネガの段階である程度のコントラストをコントロールできるなら越したことはない

フィルムと現像液が決まればそのデータを収集するために経験を積めば良い


あともう一つあるとすれば印画紙のタイプだ

扱いが容易いレンジコート(RC)は軽くみられがちだが侮ってはいけない

メーカーによって露光時間が変わるし 「調性」があり黒の質感がまるで変わる

フィルムよりも選択肢は狭いが ここ最近になって自分の理想が見えてきた

それについてもまた改めて記事にしようと思う




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by pianoartech312 | 2017-05-06 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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前回 『テコ入れをした』と記したが 大逸れたことではない

フィルム写真に限らず 写真撮影をされる方なら誰しも『自分の露出』を持っていると思う

だから写真を見れば「あぁ、あの人の作品だ」と何となくわかるのだ

もちろん それを見つけるまでは経験と時間も必要になると思う

フィルム現像に限って言えば フィルムと現像液の組み合わせと撮影した中身にもよるが

「自分の露出」(この場合はネガか?)を得るための現像処理方法がある

基本はメーカーが推奨する温度と時間なのだが 何となくそれでは物足りないと思ったら泥沼に片足を入れる事になる

コントラストが欲しいなら 温度を高めにして 現像時間も伸ばすのが一般的な方法だ

ただ 闇雲にやれば良いものではない

『増感』になっても意味がないからだ

特に神経質にならなければならないのは「温度」だと思う

一般に現像処理は20℃が基本になる

そこから何℃高めに設定するか?・・・これが最大の悩みどころなのだが これが最も面白い瞬間だ

写真はRollei RPX400 を Kodak Xtol で処理している

一般的な処理方法は1+1 20℃ 12分

この『一般的な方法』は『中庸のコントラストを得るための基準』とされている

つまり『無難な』ネガが出来上がるという訳だ


この日はご覧の通り 曇り空で今にも雨が降りそうだった

しかし 彼女の背景にあるビルや その向こうの遠くに見える雲の輪郭もしっかりしているのがわかる

Xtol はかなり柔らかい(ネムイ)ネガを作る現像液だが

この時は22℃ 12分で処理している

本当は21℃にするつもりが どうしてもあと1℃下がり切らなかった

しかし結果は良好だった




ただ毎回記すが 実際にプリントしてみない事には何とも言えない






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by pianoartech312 | 2017-05-05 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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以前に「新兵器」としてFOMA の印画紙を購入したと記したが

今回のプリント実習で早速テストしてみた

初めはいつも通りに5×7サイズでプリントをしてみて

イメージ通りにプリントできたものをサンプルにして12×16 に挑戦してみた

まずは何といっても引き伸ばし機のレンズがかなり高い所まで行ってしまうので

身長の低い私には届くこともなく 椅子に乗ってサイズを調節することが苦労の始まりだった

それから水平を見極めてイーゼルに少しかぶるだけのサイズに調整

そして大まかなフォーカスを合わせてからルーペで微調節するのだが

これも調整ノブが上の方にあるのでルーペを覗きながらが難しい!

これは経験の無いことだったので想像を絶した(笑)

おまけに今回はソフトフィルターを入れているので粒子が大変見辛く

テストピースは完全にフォーカスアウトだった

もう一度しっかりとフォーカスを調整してからテストピースの結果を踏まえて露光時間を割り出した

「試し焼き」とも言える1枚目は大カビネで焼いたものよりもコントラストが弱い印象がある

そこでもうだけ露光時間をかけてみることにした

先生は「悪く無いとは思う」と言ってくれたが「君が納得できるようにやりなさい」とも言う

そこでもう一度やり直してみると・・・

定着液に滑り込ませて印画紙を表に返した時に「あぁ、イケる」と納得した

それを先生にみてもらうと先生は珍しくメガネを外して凝視する

「何か?」

「ん・・・何だかしっくりしないな」

「あぁ、これソフトフィルターを入れて撮ってますから」

「あぁ、そうか…」

それでも先生はぎこちない印象だった

予備水洗を終えて 本水洗をしているところにまた先生が後ろから覗いた

「おい、これ、被ってるぞ」

「え?」

「ほら、見てみろ。余白がだんだんとくすんで来ただろう?」

「でも暗室の中で初めて開けたんですよ」

「それは知ってるよ。だからかなり古くて化学反応したんだろうな」

「・・・」

「そもそもFOMAの印画紙はもう5年くらい前から日本には入っていないんだよ」

「えー!そうなんですか!」

「そうかぁ。。。だからコントラストが乗らないんだな」

私は改めてまじまじと印画紙を眺めていた

「まぁ、普通の人ならわからないよ。でもせっかく良い写真だから新しい紙でもう一回やってみると良いよ」

先生にそう言われて次回までには新しい印画紙で焼きなおすことにしようと決めた


なるほど どうりで安いのかも納得できた

まぁ それでも初めての大伸ばしは成功したから満足している

それを自宅に持ち帰り 早速フレームに収めて見た

120サイズではあるものの ここまで伸ばしても粒子の荒れが目立つこともなく

写真として問題はなかったのが嬉しかった

やはり「これ!」と思うカットは大きくして飾っておきたいものだとしみじみ思う


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by pianoartech312 | 2017-04-22 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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フィルムが変われば描写も変わる

しかし変わるのはそれだけではない

このコンタクトプリントをご覧になるとネガの並びが不揃いなのがわかると思う

私はかなり神経質な性格だと思うし 私をご存知の方なら何故こんな並びをしているのか?と思われるだろう

もちろん理由がある

自家現像をされる方なら経験があると思うが

メーカーやブランドによってはカールのきついフィルムがある

これはその好例で Rollei Retro400s である

もちろん全てがそうなる訳ではない

色々と言われているが 暗室のスタッフの方の考えでは

ロールされている時間が長いからではないか?と言う

つまり製品としてフィルムが巻かれてから長い時間が経過している・・・と言うのだ

真実はわからないが 何れにしてもコンタクトプリントは印画紙の上にネガを並べ

ガラスを置いて露光する

ロールがきついと 印画紙の上で丸まってしまうのだ

そこで試行錯誤しながら並べた結果がこうなる訳だ

私が苦労している姿をみて反対側でプリントしていたベテラン男性がアドヴァイスをくれた

「透明のネガシートに入れて焼くんだよ」

!!!!!

なるほど!

次回からは失敗することはないと確信している(笑)




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by pianoartech312 | 2017-03-26 19:00 | 現像関連 | Comments(2)