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Kodak T-MAX400 @800 / R09


いつもいつも インドアの階段で撮影するわけにはいかない(笑)

アウトドアなら嫌でも明るさは増すし 

日差したっぷりのインドアでも同じことが言える

そんな条件でも「美しいネガ」を作るにはどうれば良いのか?

答えは簡単では無い

でも出来るだけの対策は施したい

この写真は2段増感して敢えて粒子を出している

ロジナールの標準希釈よりも濃いめの現像液でコントラストを出すように仕向ける

実際は彼女の顔はここまで明るく無い

窓の外は完全に飛ばすことにして彼女の顔を「持ち上げる」ことにした

おかげで彼女の右腕も飛んでいるが それでも髪の黒は保てた


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Kodak 400-TX / D-76


この写真も秋の夕方に撮影していて天候は曇りだった

条件としては眠いネガを容易に作り出してしまうかもしれない

なので露出を多めにかけた

と言うよりは露出計の指示通りに撮影した

それが良い結果を招いたのかもしれない

モニターでは見えないかもしれないが彼女の背景の空には雲が写っている

一般的な処理をしているはずなのだが 何故ここまでコントラストが上がったのかわからない

もしかしたら温度が高かったかもしれない

しかし今の私には「美しいネガ」になるのだ


今まで上げた過去のネガをプリントして見るつもりだ

どう言うプリントになったかは後日改めて報告します・・・







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by pianoartech312 | 2017-01-31 19:00 | ポートレイト | Comments(0)

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Kodak 400-TX / D76


私が求めているのは綺麗なグレーではない

少々大きめの粒子と ややキツめのコントラスト

そして極端に浅い被写界深度も加えられるかもしれない

デジタルでRAW編集をされる方ならご理解いただけると思うが

「コントラスト」と「明暗」は違う

「コントラスト」はモノクロフィルムでいうならzone の幅だ

わかりやすくいえば「トーンカーブ」の理論に近い

「レベル補正」とはまたちょっと違うのかもしれない

実はデジタル補正に関しては私はめっぽう疎い(笑)

「明暗」は単に現像時間や温度で変化をつけることができる

「コントラスト」は希釈や温度で変化をつけることができる

もちろん「撹拌」の有無や回数・間隔でもつけることができる

あとは現像液の性格で決まる

だから難しい

上の写真はかなりキツイ

ただこれは現像処理やフィルム云々ではなく

撮影現場の状況も大きく影響している

単に「柔らかい」というのは人によって感覚が違うかもしれないが

一般的には「低コントラスト」のことを言う

あとは「階調が滑らか」と言うのもあるかもしれない

「階調」とはシャドウからハイライトに向かう過程が実にゆるい坂道であることを指す

一口に「グレー」と言ってもその種類がたくさんあることを意味する

フィルムはデジタルとはそこが大きく違う

だからデータ化してモニターで見ることに余り意味を成さない

私はこの写真は「柔らかい」と思っている

それはフィルムとレンズの相性も良かったのかもしれない

階調は滑らかとは言い難いかもしれないが ややキツめのコントラストと

微妙に目立つ粒子とハイライトが作り出すグレーが気に入っている

そう これが今の私の「好み」なのだ


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ILFORD HP5 Plus / ID-11


この写真と先の写真は同じような環境で撮影されているが表現はまるで違う

「コントラスト」がやや弱い

黒が多いこともあって一見 締まって見えるが実はグレーがかなり広い

そして粒子も細かい

もちろん 優劣では無い 好みの問題だ

今の私ならこうしたネガにはしない

さて 皆さんはどう思われるだろうか?




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by pianoartech312 | 2017-01-30 19:00 | ポートレイト | Comments(0)

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「美しいネガ」とは何か?

もちろん定義は無いが 私の中では「プリントし易いネガ」としている

では「プリントし易い」とはどういう事をいうのか?

言葉で記すのは難しいが 敢えていうなら

・適度なコントラスト

・適度な黒の締まり

・適度なハイライト

・適度なグレー

となるか?しかしこんな曖昧な表現は無い(笑)

でも一番的を得ていると思う

ただ それでは「平均点」になってしまう

そこから先は「表現」になるのだから「こだわり」も必要になると思う

例えば粒子の状態や コントラストの強さもそう

レンズの描写もそうだし フィルムが持つ特性もそうだ

ローキーやハイキー表現もそう

上の写真はどちらかといえばローキーだ


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同じカメラ・レンズ・フィルム・現像液と処理をしていても

この写真はハイキーになっている

実は単に露出設定ミスだったのだがギリギリのところで収まってくれた

でもグレーも良いし決して眠くない

それはネガを見てもわかる

暗室のスタッフによく言われることに

「ご自身で『良いな』と思う基準が明確であれば良いのですよ」

とある

それを言ってはおしまいなのだが デジタル画像だっていわゆる「撮って出し」で済むなら素晴らしい

フィルムの場合はそれが基本だからあとはプリントで調整するしかない

だからワンカットの撮影にいろいろなイメージを持ち 神経を集中させるのだ

そして 似合う現像液と処理方法を取り入れ(あるいはそれが前提で)現像する

そして出来上がったのが「美しいネガ」になるのだと思っている


過去に撮影したネガをだいぶ見直している

とはいえ その数は半端ではない

しかし そうしている中で今の自分の求める「ネガ」がだんだんと明確になっていくのがわかる

今後の撮影に大きな影響がありそうだ





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by pianoartech312 | 2017-01-29 19:00 | Portrait | Comments(0)

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過去に撮影したネガを ひとつのテーマに絞って再確認してみた

簡単なことだ

「もうこの組み合わせは無いな・・・」

そう思っていたネガを中心に再確認したのだ

その筆頭格がこれだった

高密度のシャドウ・飛んでいるハイライト・微妙な粒子感…

「これかもしれない!」と思った

FOMAPAN200 Creative とRollei Supergrain の組み合わせ

興味本位で使ってみたフィルムだった

FOMAのフィルムで唯一の平型粒子構造を持つ

つまり東欧のT-MAX であり ACROS であり DELTA なのだ

しかしそれらとは少々雰囲気が違う

現像液の影響かもしれないが 粒子の存在感がある

滑らかさもやや足りない

コントラストもキツイ

こう記すとあまり理想的では無いように思える

確かに この頃はそうだった

だからもう二度と使わないと思っていた


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SEKOR レンズとの相性が良い

それはYASHICA のレンズでも同様なことになる

フォーカスが外れたところの階調性がぎこちなくて良い(笑)


実はこの撮影をした頃 カメラの不調がありフォーカスがズレていた

だから2枚とも妙なフォーカスになっているが幸いにもカップや手すりに焦点が合った

このフィルムをKodak D76 で処理するとかなり良いネガになる気がする

またロジナールならさらに粒子が大きくなりコントラストも上がるはずだ

ただ希釈は1+50までだ


ISO200 と言うのが少々使いづらいところだが そこは上手くやればどうにかなりそうだ


早速 このフィルムを注文して テスト撮影に臨みたい











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by pianoartech312 | 2017-01-28 19:00 | モノクロフィルム | Comments(0)

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せっかくなので先日のテスト撮影のネガについても触れたい

Lynx14 のテスト撮影に使用したAdox Silvermax21 と純正現像液

このネガはすでに実際にプリントしている

そのプリントは実に美しかった

特に何もすることなく標準的な露光でプリントしているにも関わらずだ

もちろんレンズの描写力もあるがフィルムの持つ性能はやはり高いと言える


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ただワガママを言わせてもらえば「綺麗すぎる」のだ

zone が広く つまりそれはラチチュードの広さも意味する

なので少々の露出ミスはカバーできるが 適正露出された時のネガは実に綺麗だ

そしてまたそれは 極端なコントラストさえもカバーしてしまうのだ

なので綺麗過ぎてツマラナイのだ


もちろん このフィルムと現像液の組み合わせはお勧めする

特別微粒子というレベルでも無いのでアナログ感はある

あるが T-粒子タイプのフィルムに近い滑らかさが今の私には気に入らないのだ



もちろん被写体や撮影状況を選べばこれほど頼りになる組み合わせはない

35mmカメラで撮影されたネガでも大伸ばしプリントに耐えられると思う


まだまだ追求は続く・・・







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by pianoartech312 | 2017-01-27 19:00 | モノクロフィルム | Comments(0)

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今度は同じカメラ・レンズ・フィルムを使用し

現像液と処理方法だけを変えてテストしてみた

撮影場所は違うが天候や時間帯は同じ

できるだけコントラストのつきやすい輝度差の大きな状況を選んだ

現像液はAdox Atomal49

前回のプリントで「ネムいネガ」を作り出してしまった現像液だ

ただ誤解のないように記すが 現像液は悪くない

その処理方法がまずかったのだ

この現像液は実に優れた現像液であることは多くの人が認めている

でも今回はコントラストを出したいためにストック(原液)にて処理した


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ロジナール同様にシャープネスが高い

大きな違いは粒子がとても細かいと言うこと

もともと低感度でシャープネスが高いフィルムなだけに その効果がさらに高まった

そして実に滑らかな描写だ

ネガが上がった時点で前回のロジナールで処方されたものとは明らかに違った

もちろん これはこれで良いネガだと思う

プリントすれば軟調にはなるが被写体によってはこれが良いことにもなる

やはり女性を撮影するにあたり 肌の質感などはこの方が向いているかもしれない

しかし 髪の毛の黒や衣服の質感が保たれるか?

エッジが立たなければ鮮鋭度も低くなる

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露出がややオーバーになってしまったこともあるが

それでも締まりがない

シャープネスが高く 滑らかなのに締まりが無い

もちろん個人的な見解ではあるが これを見て「ハッとした!」と言う人はいないと思う


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奥の日陰と柱の白のコントラストを見たかった

もっと白が飛んでいるかと思った

フィルムがフィルムなだけに そう思うのが自然だ

このフィルムが扱いにくいと言う人は是非この現像液で処理することを勧める


まさか このフィルムがこんなネガになるとは想像だにしなかった

だから現像処理は安易に考えてはいけないのだと再認識した

このネガもプリントしてみて改めて報告したいと思う






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by pianoartech312 | 2017-01-26 19:00 | モノクロフィルム | Comments(0)

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ネムいネガを作ってしまった一件以来 本当にまた1からの出発となった

このブログにおいても過去に多くの種類でフィルムと現像液のテストをした

それはそれで「経験」と「知識」を増やす上で役に立ったと思う

しかし実際のプリントにおいてそれは「不要」になってしまった

もちろん間違ってはいない

ただ自分が求めるものと 実際には大きな『ずれ』が生じていたことに気付かなかった

暗室のスタッフからも葉っぱをかけられた

「プリントが最終形ならば、美しいネガを作らないといけませんよ」

彼の言う通りだ

そんなことは初めから分かっている

でも分かっていなかった

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そこでもう一度考え直した

「理想のグレーとは?」「理想のシャドウとは?」「理想のハイライトとは?」

そして「理想のコントラストとは?」


女性を撮影するにあたり 階調が滑らかで微粒子であることが絶対条件と思っていた

間違いではない

でもそれも度を過ぎると危険な領域に入る

PC のモニター上では美しいと思えた画像もプリントするとコントラストが上がらない

やはり被写体にはそれなりの「メリハリ」が必要なのだ

そうでなければ観る人にも焦点がボヤけてしまう

まず手始めにFOMAPAN100 Classic とロジナールの組み合わせをC330で撮影してみる

結果は初めから分かっていた

女性を撮影するに当たっては積極的にはなれない組み合わせだ

でも今の私にはこれくらいが必要なのだと思う

まだプリントをしていないが どれだけのコントラストとシャドウ・ハイライトが再現されるか?

それを検証してみたい


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メリハリの強い組み合わせでも 独特の雰囲気を醸し出すSEKOR レンズなら面白い

描写は柔らかく 質感はメリハリを強く・・・

一見 矛盾しているように思えるが それが今の私の理想形だ

階調が滑らかでなくてもレンズのもたらす描写がそれをカバーする

やはりレンズは作品を左右する大きな要素の一つであることは間違いない


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早咲きの河津桜だってこの通り

モノクロでこれを捉えるのはどうかと思うが

枝の質感や背景のボケ方は面白い

粒子が大きく目立つ現像液だがシャープネスはずば抜けている

潰れるまでのシャドウと 問答無用で飛ぶハイライトを作り出すフィルム

でもそれだけに視点が集中できる作風になる


これらをプリントしたら また報告したいと思う




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by pianoartech312 | 2017-01-25 19:00 | モノクロフィルム | Comments(0)

Douce tendresse(6)

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【モノクロフィルムの比較】

今回の撮影において私はひとつの「賭け」に出た

以前にも公開しているがモノクロフィルムのテストにおいて

「本当の感度」を自分なりに弾き出してきた

今回使用しているフィルムはお馴染みのRollei Retro 400s だ

これをAdox Atomal49 で現像するとどうなるか?

それもすでに何度となく試している

ただその処理はごく普通(つまり無難)にしたものである

この現像液をある希釈において処理すると実光感度には満たないことを知っていた

しかしその答えに確信が持てずに今日まで時間が経過している

ところが私がフィルムや印画紙を購入する先で私のリクエストに答えるように

その実験データをこの撮影前日に公開してくれたのだ

それで私は「いける!」と踏み込んだ

ISO400 をISO100で処理する

ただし この行為は「減感」ではない

もちろん理屈はそれになる

今回の判断は「本当の感度」における撮影であって

それを適切な現像液と希釈で処理をしたのだ

一般的には減感をすればコントラストが抑えられると言われる

しかしそれもプリントの段階でどう処理されるかに関わると変化するのではないか?と思っている

それよりは ある意味ではこのフィルムの「本当の性能」が見て取れる気がした


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しかし実際にこのネガをプリントしてみると・・・

初めは自分の目を疑った

暗室の中ではプリントされた画像を見てもイマイチよくわからない

なので必ず明るい所へ出てから確認をする

しかし確認をしたら尚更に「え?」という感覚に包まれた

ネムイのだ

コントラストを上げてみたらどうなるかな?

そう思い 3号フィルターをセットしてもう一度露光してみる

定着液の中で見えた絵は 確かに黒の締まりは強くなったものの

空のグレーがどうしてもネムイ

明るい場所で確認しても結果は同じだった

次に考えたのは空の部分を覆ってみようと。。。

つまり空の部分だけ露光時間を短くして出来るだけ白っぽくしてみようと試みた

確かに気持ち程度は白くなったがそれでもネガの状態が変わらなければ意味がない

この辺りが今の私には限界なのだ


そして暗室のスタッフに見てもらった

「まず、レンズ描写がネムイですね。まぁ、そういう性格なのでしょうけど・・」

それは重々承知していた

「現像はどういう風に?」

と質問されたので ありのままを伝えると

「あぁ。。。それなら無理もないですね。こうなりますよ」

それからは私の中の疑問をたくさん彼に投げかける時間が続く

それに対して彼も真摯に答えてくれる

彼なりの考えも話してくれて感心した

でも私の中で「霧」が晴れた

機材から現像 そして撮影スタイルに至るまで色々な議論ができた

それがとても充実した時間だったのが嬉しかった

「今回の試みは間違いじゃありませんよ。そうやって一つ一つ試してみることが大切ですからね」

彼が話してくれる

「色々と能書きばかり言う奴がいるけど、それよりも、そうやって失敗を重ねる人が上手くなる人ですよ」

私とて技術者の端くれ

そうした経験はごまんとしている

だから今の私が成長の過渡期にあることを十分に理解している

そしてその今の自分を楽しめることがとても幸せなのだ


次の大きな課題が見つかった





RICHO XR1000s
Auto YASHINON DS50mm F1.7
Rollei Retro400s(@ISO100)
Adox Atomal49
1+2 20℃ 16min,








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by pianoartech312 | 2017-01-24 19:00 | Portrait | Comments(0)

Douce tendresse(5)

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広い公園をのんびりと歩きながら撮影して2時間くらいが経過した

時間を追うごとに雲が多くなってきた

出発した地点に戻り テーブルを見つけて私も後片付けをする

その間に いつものように今日の感想を彼女に記してもらった

話しながらだと実感は無いかもしれないが それなりの距離を歩いている

彼女はもちろん 愛犬もそれなりに疲れているはずだ

彼女は愛犬を懐に入れると右手だけでペンを走らせる

ちょっと書きづらそうだけど 愛犬はおとなしくしているから大したものだ

そんな彼女の横顔を捉えようと 彼女の周りからファインダーを覗く

すると彼女の愛犬がそのつぶらな瞳で私を追った

今日初めてカメラ目線をもらったと思う

被写体としても主役は彼女だけど

この愛犬も同じようにいてくれるのが理想だ

でもでしゃばってもらっても困る(笑)


今日の活躍は大変素晴らしかった♪

なのでこの時だけは彼女の愛犬にフォーカスを置いた

また季節を変えてここで撮影して見たいと思った




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by pianoartech312 | 2017-01-23 19:00 | Portrait | Comments(0)

Douce tendresse(4)

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綿菓子みたいな雲が少しずつ真っ青な空を浮遊するようになった

短い時間ではあるものの そんな雲が太陽を隠すとさすがに寒さを感じる

でも写真を撮る私からすると そんな短い時間がチャンスになることもある

女性を撮影するにあたってはピーカンよりも薄曇り程度が理想的なのは経験のある人なら理解してもらえる

ピーカンだとどうしてもコントラストがきつくなる

でも今日はそのどちらも欲しい状況だったから良かった


杉林を出てからしばらく歩くと池がある

その手前からすでに水鳥の鳴き声が聞こえている

全体が見渡せるところまで来ると一羽のオオハクチョウが大きな羽をバタバタとさせて

その姿に似合わぬダミ声で鳴く

そんな脇を家族と思われるカモがチョコチョコと水の上を滑る


「わぁ、見て!カモがたくさんいる♪」

彼女が愛犬に声をかける

彼女は愛犬を地面に下ろすと水際まで歩いた

その愛犬の視線は一羽のカモにロックオンされている


「あのカモに興味津々だね。遊びたいのかな?」

「この子ね、鶏肉が大好きなの♪」

「え?」

そんなことを彼女が当たり前のように言うから私は驚いた

日本人は水族館でアジやイワシ・マグロの群れを見ると「うまそう・・・」と思うらしいが

それが外国人からすると異常な感想に思えるらしい

当たり前といえば当たり前なのだが 今の私はまさにその「外国人」なのだ(笑)


しかし当のカモも相手が小さな犬と知ってなのか

なんの恐れもなく岸辺に近づいて来る姿に余裕がある

彼女の愛犬も『ワン!』とでも一喝すれば良いのに尻尾を振って追っているだけだから威厳がない

それでも今日初めて彼女をリードする愛犬の姿が実にたくましく

ピンと張られたリードがその力関係を表しているようにも見える

「今だ!」

私はとっさにシャッターを切った





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by pianoartech312 | 2017-01-22 19:00 | Portrait | Comments(0)