<   2017年 03月 ( 31 )   > この月の画像一覧

b0366473_12243980.jpg

5月は新緑はもちろんだが 気持ち良い空気も特別な時期だ

しかし 単純に自然が作り出すそうした「環境」だけではない

例えばこの写真のように地面に見える「木陰」をイメージさせるまだらな影

これもそうした雰囲気やイメージを持ち上げてくれる大切な要素だと思っている

目を凝らせば色々なところに色々な表現は見つかるものだ

それでも未だに5月の撮影に関しては明確なイメージが湧かない

モデルが決まり ロケーションが決まれば必然とイメージは出来上がる

しかし「五月」を意識すればするほど全く別な方向に向かってしまうような気がしている

4月も撮影機会を多く計画しているが 5月とは明らかに違う雰囲気があり音楽まで流れている

でも5月はと言うと・・・

さて もう少し色々な角度から妄想するとしよう。。。






[PR]
by pianoartech312 | 2017-03-31 19:00 | Portrait | Comments(0)

新兵器の実力

b0366473_12113083.jpg

MAMIYA645 用にY2 フィルターを購入したと以前の記事に記した

早速 テストにふさわしい機会があったので実践してみることに

問題はフィルムの選択だった

もともと解像度や黒密度の高いフィルムでコントラストを強調してみたらどうなるか?

そこに興味を置いて今回はRollei Superpan200 を使用してみた

天候は晴れ

午後の東京丸の内

ビジネスマンで行き交う交差点の手前で彼女を振り向かせて捉えた

ここは周囲に高いビルが多くあり その窓に太陽が反射して至る所で適度な明るさがある

なので純粋に逆光にしてもレフ板などなしで十分な撮影ができる

向こうに見える交差点の信号機やビルの隙間を貫くストリート

そこを歩く色々な人々も入れ込んで「大都会での女性」のひとコマを表現してみたかった

ただ少々 被写界深度が浅すぎた

それはともかく フィルムと現像液 そしてテストしたフィルターの効果についてはご覧の通りだ

私個人はとても満足している

彼女の持つ雰囲気 ビル風になびく髪の毛が光る

使用した機材だけではなく 彼女の存在そのものがこの写真の全てをプラスにしている

そして久しぶりに使用した645 の描写力に新鮮な感動を覚えた


MAMIYA645Pro TL
MAMIYA SEKOR c80mm F1.9N
Rollei Superpan200
Kodak D-76 1+1 18℃ 16min.
with Y2 Filter



[PR]
by pianoartech312 | 2017-03-30 19:00 | Portrait | Comments(0)

b0366473_13264912.jpg

5月を表現する大きなポイントは やはり「緑の木々」だと思う

そして地面を覆う緑の芝生も大きいか

被写体となる女性の服装だけでは季節感を表現するには難しい頃だ

木々の緑は ただモノクロームで撮影するだけだと「色合い」が表現できないことが多い

なのでコントラスト調整用フィルターを使用して そうした「緑の深さ」を強調する

それと同時にフィルムに関しても私は「それ用」に選択する

とにかく日差しが厳しくなるこの頃は晴れているとISO400 では露出が追いつかない

なので自然とISO100 などを選択するのだが このクラスは特徴的なものが多く

ただでさえシャープネスが高く 解像度もあるフィルムが多いのでイメージがそぐわないと厳しい

コントラストを強めにしたいのであれば私ならFOMAPAN100 を使う

35mm サイズならSilvermax だが残念ながら120 は無い

意識的にコントラストを落としたいならKodak 400-TX などを1+3希釈で減感現像するなどすればいい

この写真は昨年の5月に撮影しているが FOMAPAN100 をR09 で静止現像している

そのため ややコントラストは落ちている(スキャンの画像は黒すぎる!)

実際にプリントもしているが 悪くなかった

でも今思うと 向こうに続く桜並木の葉の濃さがもっと欲しかった

彼女の着ている服と 桜の葉の生え方で何となく「5月頃かな」とは判明するかもしれないが・・・






[PR]
by pianoartech312 | 2017-03-29 19:00 | Portrait | Comments(0)

b0366473_13120065.jpg

桜の開花宣言が東京都で謳われた

もう春だ

だから私は5月のことを考えることにする

過去に撮影したデータやネガを検証すると意外と5月に撮影した記録が少ない

毎年 それぞれのテーマに沿って撮影プランを立てるので

時には6・7月の梅雨時期が圧倒的に多かったりと集中している傾向がある

なので今年は5月に意識を向ける

5月とはどういう時期か?

春は終わり 日差しは強くなるし 紫外線の量が急激に多くなる(らしい)

日中なら半袖でも大丈夫な陽気になるし

芝生などが本当に「新緑」と言える眩しいほどの緑を表現する

おそらく日本で一番気持ちのいい季節が「5月」ではないだろうか?

そんな生命力溢れる色鮮やかな季節なのにモノクロームで女性を撮影するのは難しそうだ

もちろん過去には撮影している

ただ意識が希薄だった

では今年は何か意識があり 対策があるのか?と言われると「No」である

この連載をしていく中で 何かヒラメキがあるかもしれない・・・

などと軽い気持ちでいるのも事実だ(笑)

4月一杯は仕事がピークになるが 5月は気持ちにもゆとりができる

今年は色々な意味で5月のモノクロームを楽しんでみようと考えている

まずはモデルを探さないと。。。

対策はモデルのイメージを汲み上げて施してみよう





[PR]
by pianoartech312 | 2017-03-28 19:00 | Portrait | Comments(0)

新兵器の導入(645編)

b0366473_15565486.jpg

「新兵器」と言うほど大したものではないのだが

私にとってかなりな新戦力になるので改めて記事にした

銀塩モノクローム写真に置けるコントラスト調整はフィルターで行われるのが一般的

もちろんフィルムや現像方法でもある程度のコントロールはできるが

やはり撮影時の段階でそれをある程度コントロールするのが理想的だし早い

35mm カメラでは揃えているが 645 に関してはフィルター径が大きいこともあり所持していなかった

手焼きプリントを始めてからの このフィルターによるコントラスト調整が如何に大切かを思い知った

そして先日のポートレイト撮影で実際にYA-2 を使用しての画像が実に良かったことに味をしめ

645 でも取り入れることにしたのだ

遅すぎるくらいだなぁ。。。


そこでYA-2 ではなく今回はY-2(イエロー)とした

まぁ ごく一般的な選択である

ポートレイトするならPO も有りだが 背景を含めてのコントラスト調整となれば

イエローなりオレンジが必須アイテムとなる

67mm となると価格もそれなりに張るのだが

これはヤフオクで800円(送料無料!)と言う超破格値でゲットした♪

少々 古いタイプでMC ではないが問題はない

フィルターそのものには傷も無いし 実に綺麗な状態だった

ただケースは付属していない

まぁ 常用となるだろうし不要と言えば不要か

あとはステップアップリング67 → 58 を購入すれば全てのレンズで対応できる

ちなみに6×6 は35mmカメラ用でOKなのだ

さぁ 今までは35mm にこだわっていたけれど

4月からは645の出番を増やして撮影に臨む

そしてテストを繰り返した FOMAPAN200 Creative を大人買いした(笑)

その結果がどうなるか?

是非ともお楽しみに・・・

b0366473_15565867.jpg
こうしてみると かなり黄色いのがお判り頂けると思う



[PR]
by pianoartech312 | 2017-03-27 19:00 | アイテム | Comments(0)

b0366473_17400870.jpg

フィルムが変われば描写も変わる

しかし変わるのはそれだけではない

このコンタクトプリントをご覧になるとネガの並びが不揃いなのがわかると思う

私はかなり神経質な性格だと思うし 私をご存知の方なら何故こんな並びをしているのか?と思われるだろう

もちろん理由がある

自家現像をされる方なら経験があると思うが

メーカーやブランドによってはカールのきついフィルムがある

これはその好例で Rollei Retro400s である

もちろん全てがそうなる訳ではない

色々と言われているが 暗室のスタッフの方の考えでは

ロールされている時間が長いからではないか?と言う

つまり製品としてフィルムが巻かれてから長い時間が経過している・・・と言うのだ

真実はわからないが 何れにしてもコンタクトプリントは印画紙の上にネガを並べ

ガラスを置いて露光する

ロールがきついと 印画紙の上で丸まってしまうのだ

そこで試行錯誤しながら並べた結果がこうなる訳だ

私が苦労している姿をみて反対側でプリントしていたベテラン男性がアドヴァイスをくれた

「透明のネガシートに入れて焼くんだよ」

!!!!!

なるほど!

次回からは失敗することはないと確信している(笑)




[PR]
by pianoartech312 | 2017-03-26 19:00 | 現像関連 | Comments(2)

b0366473_17400820.jpg


このコンタクトプリントにしても やはりテストピースが必要になる

印画紙を細く切って 一本のネガ(6カット分)をテストプリントするのだ

できるだけ輝度差があるネガを選ぶのがいい

ネガの濃度で基準となる露光時間を判断して 

その前後 数パターンの露光時間を与えて見る

例えば3秒から始めたとすれば 6秒・9秒・12秒・・・と言う感じで

なので上のシートのように縞模様のプリントが出来上がる

35mmフィルムは幅が細いので3通りくらいしかできないが

これも120サイズなら5通りくらいはできるかもしれない

その中から適当と思われる露光時間を読み取って実際のプリントとなる

コンタクトプリントにしろ 本番のプリントにしろ

このテストピースをプリントする時が私は好きだ

ここで露光時間を考え コントラストを調整するためのフィルターを考える

理想のネガだと思っていたのにネムいネガになっていたと判明するのもこの時だ

ここでメリハリのある絵が出てくると とても嬉しくなる


久しくコンタクトプリントをしていない

次回は時間があったらやってみたいなと思い始めてきた




[PR]
by pianoartech312 | 2017-03-25 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

b0366473_17400822.jpg

ある程度の写真歴がある人や

モノクロフィルムの自家プリントをされる方なら「コンタクトプリント」をご存知だと思う

一昔前なら「べた焼き」と呼ばれたプリントだ

今は現像したフィルムをスキャナで読み取って閲覧することができるので 

それを代用にしている人が多いと思うし 実際のところ私もその一人だ

しかし 今になって思うとこの「コンタクトプリント」は実に「作品性」が高い

このシートからめぼしいカットを選び ネガと照らし合わせて印をつける

それをネガキャリアにセットして露光する

それが一連の流れだ

私はこのコンタクトシートだけでも十分に満足してしまう

一本のフィルムの約8割を一度に見ることができる(六つ切印画紙の場合)

このシートだけを集めてアルバムにすると それもまた面白いはずだ

ネガの原寸大なので35mmフィルムの場合は見づらいかもしれないが

120サイズなら見応えもある

今年の写真展には これらのシートも一緒に来場者に見てもらえるようにしたいと思っている




[PR]
by pianoartech312 | 2017-03-24 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

b0366473_11145736.jpg

画像そのものは別のカットではあるが参考までに掲載した

この撮影時の現像処理がやはりイマイチだったので苦労した

ISO400 のKodak 400-TX をIE100 としてロジナールで処理

コントラストは下がるだろうと想像はしていたが

曇りという天候も手伝って想像以上にネムくなってしまった

ネガを見た段階ではさほどではないと思っていたから苦労した

左がストレート 右が3.5号フィルターを介して露光した写真

ネガがネムいと それなりの露光時間を与えないと黒が締まらない

なのでコントラストを上げるためにフィルターを介するのだが

その際に露光時間をコントロールするのが難しい

この写真の場合 向こうに見える雲の質感を壊したくなかったので

写真上部だけ露光を余計に与えている


b0366473_11145631.jpg

これも理屈は同じ

ただ時間がなくて覆い焼きをテストすることができなかったので

単にフィルターを介して露光したプリントになってしまった

あと1秒程度は露光してもよかったかもしれない

ただ先生からもアドバイスをいただいたが

これはキャビネサイズなので覆い焼きをするにしても細かい部分は難しい

せめて六つ切程度まで大きくなれば細かい部分の露光コントロールが容易になる

機会があれば この写真をもう少し丁寧に焼いてみたい

何れにしても向こうに見えるとんがり屋根がこの写真の全てなので

それを犠牲にしてはならない程度に露光しないといけない

ただロジナールによる処理で 適度な粒子の荒れが出たので雰囲気はある


やはり眠いネガにしてはダメだ

もちろん敢えてそうしたネガにして プリントでどこまでカバーできるか?に挑戦するのも良い

しかし今の私にはそれだけの技術は無いし あまり意味が無い

まずは「美しいネガ」を重要視して 今後もモノクローム写真に取り組んでいく



[PR]
by pianoartech312 | 2017-03-23 19:00 | モノクロフィルム | Comments(0)

La Fin Du Jour(7)

b0366473_16254057.jpg

【 モノクロフィルムの比較 】

今回の撮影ではちょっとした実験もあった

まずカメラをKマウントのRICHO XR1000s にして

レンズをYASHICA Auto Yashinon- DS 50mm にしたのだ

以前 「ネムいネガ」を作った組み合わせだ

しかしフィルムはAdox Silvermax で現像液は純正を使用

天候も晴れだったのでネムいネガにはならないだろうと思ってはいた

ただ冬の空は意外と明るくて 雲まではなかなか表現できない

良い感じの並木があって それらも含めて「冬」を表現したいと思った

そこでISO100 でも厳しい状況であるから 本来ならばND で減光するところを

YA-2 で同様に-2段として撮影することを選択した

これはちょっと勇気が必要だった

プリントする際にもコントラストを強調するフィルターを使用することが前提だ

それに解像度の高いフィルムとゾーンの広い現像液で処理されたネガはどうなるのだろう?

なのに独特の描写をするYashinon レンズを使用するのだから面白さも倍増だ

しかし結果はとても満足できるものだった

実際にこのカットもプリントしているが やはりこのフィルムのきめ細やかさが際立った

そして異常とも言えるゾーンの広さ故 どんな状況でも奥行きと背景の輝度差が生きた

心配していたYA-2 の影響も良い方向に現れて 空の雲までもはっきりと表現できた

これは新しい表現方法だと思う

ただYA-2 を装着した状態でのフォーカシングは大変難しい

まして背景が林のような環境だとマイクロプリズムがギラギラしてしまう

マット面でフォーカスすると視力の弱さもあって自信が無い・・・

実際に7カットもフォーカスアウトがあったし 甘いものも多くある

でもその甘さもまた良い方向に「表現」として現れてくれた


RICHO XR1000s
YASHICA Auto Yashinon-DS 50mm F1.7
Adox Silvermax21
Adox Silvermax Dev. 20℃ 1+29 11min.
with YA-2




[PR]
by pianoartech312 | 2017-03-22 19:00 | Portrait | Comments(0)