『写真』の完成形(2)

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以前にもこのタイトルで記事を書いたが

今回は木パネルでも写真の完成形を試してみた

木パネルについてはずっと以前にも同様のことはしていたが

自分でプリントした6切の印画紙を貼ってみたのは初めてだった

4切用の木パネルに印画紙を均等な余白を割り当てて貼り付ける

それからパネルテープで縁取りをして完成となる

もちろん これはバライタ印画紙を水貼りする方法とは違うが

それでもアナログの印画紙は水に濡れたところで問題はない

これがインクジェットプリントだったり

フロンティアプリントであれば取り返しはつかないことになる

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ただ黒のテープはどうしても威圧感というか ちょっと気になりだすと止まらなくなる

緑もあるが イマイチ安っぽい

難しいところだが これが無難なんだろうなぁ


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もう一方は一般に市販されているアルミフレームなのだが

6切の印画紙を何もすることなく そのままはめ込めるサイズは少ない

このフレームは8切用のもので フレームの内寸が印画紙と同じなのだ

そもそも「8切」というサイズが昔は普通にあったのだが ここ数年で姿を消した

印画紙も実在したのに・・・

もちろん2Lのフレームでも印画紙をカットすれば問題なく入るが面倒極まりない

それは今後 小4切などでプリントしたものをモデルになってくれた女性に差し上げるなどしたい時

覚悟しなくてはならない作業でもあるのだ

しかし やはり自分でプリントした写真を色々な形で飾ることは「完成形」だ


この8切用フレームがなくならないうちに いくつか購入しておこうかな・・・







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# by pianoartech312 | 2017-05-14 19:00 | Portrait | Comments(0)

FOMAPAN400 & Rollei Supergrain

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仕事の予定が無くなり 時間ができたので急遽テスト撮影に出かけた

テスト関連では必ずと言えるほど山手の洋館に行く

ここが理想のライティングを得られやすいから

今回のテストはFOMAPAN400 Action を Rollei Supergrain で現像処理したらどうなるか?である

135サイズのフィルムしかなかったので今回はこれにて

本当は120 でテストしたかったのだが・・・


早速 現像処理をして乾燥後にスキャン

まず驚いたのはD-76 と比べて黒が濃いということ

次にシャープネスが高いということ

想像はしていたが その範囲を超えていた

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この現像液は美しいアキュータンスとシャープな粒子になるのがウリだ

Rodinal に近い感覚に思えるが微妙に違う

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ただ 粒子は期待していたほど微粒子にはならなかった

そもそも粒子は粗めのフィルムだが D-76 に比べてもう少しなんとかしてくれるかも?と期待していた

それでも雰囲気は良い

このカットも被写界深度を外れた奥にあるカーテンはザラザラしているが心地よい「味」だと感じる

このフィルムをD-76 で処理したネガをプリントしたことがあるが

それだと露光時間を間違えるとすぐに粒子が黒く目立つ様になる

この現像液で処理したネガだと その現象は抑えられるのではないか?と思っている

もちろんプリントをしてみないことには何とも言えないが・・・


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ここも必ず撮影していると思う

ややオーバーになった感じはするが それでも目地は黒く締まっている

Rollei Retroなどで撮影すると全体的にもっと黒がべったりする印象になる

このフィルムは古典的なモノクロフィルムで 粒子もあって綺麗すぎないから良い

このフィルムを好む人は多くいる


今回のテストが120で出来たならまた話は変わっていたと思う

しかし これはこれで十分なサンプルになるし

現像液の特性も見えた気がしている

次は120 で女性を撮影したフィルムを現像処理してみることになる

これもまた今から楽しみでならない・・・


OLYMPUS OM-3Ti
F.Zuiko 50mm F1.8 & 35mm F2
FOMAPAN400 Action
Rollei Supergrain
1+9 24℃ 5m15s








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# by pianoartech312 | 2017-05-13 19:00 | モノクロフィルム | Comments(0)

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私がISO200 を好む理由のもうひとつは『柔軟さ』かもしれない

もしあとワンプッシュ欲しい時にISO400で使える

120 ならワンプッシュで粒子が荒れることはまず無い

もし 強烈な光量があり 1/500までしか無いカメラでの撮影が厳しくなったとしても

ISO100 として撮影しても著しいコントラスト低下は無い

特にFOMAPAN200 は平形粒子構造を持つタイプのフィルムだから無理が利く

ただインドアでの撮影がメインだったり

真冬の撮影だったりすれば話も変わってくるだろう

そうなれば素直にISO400 を選択するはずだ

ただISO400はモノクロフィルムにおいては「標準」なので銘柄もたくさんある

だから使うひとそれぞれの好みで意見も分かれるが そうなるほどの選択肢があることが幸せなのだ

もうしばらくの間はフィルムと現像液が固定化されると思う

ただ好みはどんどん変わっていくものだし それが面白いのだ

もしかしたら来月には全く違うことを記事にしているかもしれない(笑)



MAMIYA645Pro TL
SEKOR80mm F1.9N
FOMAPAN200Creative
Kodak D-76




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# by pianoartech312 | 2017-05-12 19:00 | Portrait | Comments(0)

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最近のフィルム選択において『ISO200』はひとつのキーワードだ

以前なら「使いにくい」という感覚しかなかった

しかしプリントをするようになってからはモノクロフィルム撮影時に

コントラスト調整用フィルターを使用することが前提になり

Y2 でひと絞り分  YA3 でふた絞り分の露出倍数が必要になる

YA2 はよほどでない限りは使用することは無いと思うがY2 は常用でも良いくらいだ

なのでISO200 のフィルムにY2 を使用すれば ISO100 としての計算ができる

私にとってISO100 は露出決定の「基準」になっているから大凡の検討がつけやすい

そしてもうひとつの理由はフィルムの性格にもある

世間一般に出回るフィルムでISO200 を謳う銘柄は本当に少ない

私はRollei Superpan200 と FOMAPAN200 Creative を好むが

どちらもシャドウが好みだ

それらについては過去にも多く記事にしているしプリントした経過も記事にしている

それに先日導入したRollei Supergrain 現像液で処理することでさらにコントラストを調整してみたくなる


写真はFOMAPAN200 Creative をD-76 で処理しているが悪く無い

このフィルムは平形粒子構造をもつタイプのフィルムで比較的硬めの質感になるのだが

現像液によってはシャドウに物足りなさがある

しかしD-76 での処理で程よい黒が出たと思っている

あとはプリント時に2.5号程度のフィルターを介して露光すれば

ハイライトは飛ぶのでは無いかとみている

このカットはまだプリントしていないが 機会があれば是非にと思う


MAMIYA645 Pro TL
SEKOR80mm F1.9N
FOMAPAN200Creative
Kodak D-76


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# by pianoartech312 | 2017-05-11 19:00 | Portrait | Comments(0)

新兵器の導入(現像編)

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連休最終日にオンラインショップで現像液を注文した

連休中は金融機関もまともに動いていないから月曜日の朝一で振り込みを済ませる

そうすれば当日中に発送手続きをしてくれるから助かる


さて 今回の「新兵器」は過去にも一度使用しているので「新兵器」ではないかもしれない

しかし目的意識が明確であり プリントすることを前提にモノクロ写真を撮影している今となっては

前回の購入時と感覚はまるで違う

あの頃は とにかく色々な現像液とフィルムの組み合わせで「テスト」してみたかったのだ

ただ あの時にテストできずにいたフィルムが幾つかあるので今回はそれも試す

Kodak 400-TX に代わるフィルムとしてRollei RPX400 をテストしてみる

実はこのフィルムも以前使用しているし @1600 での撮影もしているが

現像液はKodak X-tol だったから訳が違う

本当は「専用」とされているRollei RPX-D を使用してみたかったが何せ高い!

今回のSupergrain でも十分に対応できると思ってはいるが 結果はどうなるか分からない

あとはFOMAPAN400 を@800や@1600にした時の粒子も見てみたい

以前にも記したと思うが私がFOMA のフィルムを気にかけるのは黒の出方が好みだからだ

D-76で現像処理すると確かに粒子は大きくなるのだが

例えば以前は頻繁に使用していたAtomal49 などではコントラストは落ちるものの

綺麗な粒状性をキープしていたのをよく覚えている

まして120サイズのフィルムなら本当に綺麗だった

今年は135mm サイズの意識が高かったが来年は6×6 での撮影をメインにしようと思っている

せっかくレンズ交換ができるMAMIYA Cシリーズを使っているのでその恩恵に預かりたい

フィルム・現像液・印画紙 全てが Rollei になった(笑)

さて 今回のこの現像液は私にどんなネガを見せてくれるのか?

本当に今から楽しみでならない


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# by pianoartech312 | 2017-05-10 19:19 | 現像関連 | Comments(0)