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ちょっと訳あって 急遽プリント実習へ

今回はRollei Superpan200 を詰めた MAMIYA35 で撮影したネガを持参

Rodinal で静止現像したネガで 粒子は目立つがフィルムの性質もあって大きくはない

テストピースではコントラスト調整フィルターも入れたが あまりにも硬くなりすぎた

フィルターを外して再度テストピースを焼いてみる

全く問題ない

シャドウも締まるし ハイライトも適当に再現される

彼女の顔が十分に出ているし 背景も良い

このフィルムは露出さえ間違えなければストレート焼きでも十分に対応できることがわかった

あとは細かい部分の補正だけだ



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問題は彼女の顔のハイライトをどこまで飛ばせるのか?

そこは先生とも意見が分かれたが もしこのカットで彼女の顔が障子ではなく

向こう側のガラス戸に被っていたら変わっていたと思う



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残念ながら このカットにおいては向こうの闇はもう少し出ている

スキャンした影響だ

とにかく 今回の驚きは MAMIYA35 の描写力

あの小さなレンズでこれだけ再現できるのだから驚いた

しかも静止現像した画像は実に心地良かった

先生に話すと「オレは怖くてできない」と笑った


このネガのカットは全て一発合格だった

ただテストピースはそれぞれ2回ずつ焼いているが・・・

このフィルムはRollei Retro80s とほぼ同じ可視領域をカバーしているので参考になる

黒密度も同じ感覚で解釈しても良いと思い 今後の撮影の参考になると思って焼いてみた次第


今日は先生とじっくり撮影時のフィルターワークやフィルムの選択について話すことができた

先生は私の姿勢に感心して下さったが プリントに関してはまだまだ細かい所まで注文をつける

「粗探し」と言っても良いかもしれない

ただそれは「レベルが向上した証」と捉えている









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# by pianoartech312 | 2017-05-09 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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連休の終盤

まだまだ終わらない仕事を放棄して路地裏散策へ出かけた

余りにも天気がよく 風も心地よかったから。。。

それならばRollei Retro80s のテストも兼ねてと思い

OM-3Ti にフィルムを入れて35mm・50mm レンズを持って出かけた

原宿駅から竹下通りを外れて路地裏を歩き そのまま表参道を歩いてみる

午前中だったこともあったのか 想像していたよりもずっと人が少なかった

新緑が美しく 綺麗な街並みがとても良い

しかし少し裏に入れば古い建物がそのままあったり

洋館風の外壁にツタが絡む店があったりと雰囲気は良い

ずっと以前に まだ表参道ヒルズができる前に女性を撮影したことがあった

あの建物が出来てからはだいぶ雰囲気が変わった気もするけれど

私はこの街が好きだ

写真はそんな表参道の一角で撮影したものなのだが

タダでさえゾーンが狭く コントラストの高いフィルムなのに

YA3 フィルターを入れて撮影している

順光で空を入れた画像などは赤外線写真みたいになった

撮影してから気づいたのだが この建物は赤茶色のレンガの外壁だった

もちろんYA3 を付けて撮影すればそれは白っぽくなる

失敗だった・・・

Y2 だったらまだマシだったかな

というよりは この場面ではフィルターは不要だ

このフィルムならば十分に黒の締まりは得られる

でも結果としては面白い絵になった

とにかく今はこうしたコントラストのキツい画像が好みだから

ISO80 のフィルム・2絞り分の露出が必要なのに1/60 F2.8 で切れる

今の時期はそれだけ光量が十分にあるのだ

このネガもウォーム調の印画紙で焼いたら古い写真みたいになると思う

機会があったらやってみよう。。。


OLYMPUS OM-3Ti
zuiko 35mm F2
Rollei Retro80s
Kodak D76 1+1 22℃ 13min.
YA3




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# by pianoartech312 | 2017-05-08 19:00 | モノクロフィルム | Comments(0)

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現像処理でコントラストを調整するという記事に関連して色々とネガを検証してみた

以前にも記事にしているが Rollei Supergrain(以下RSG) という現像液がどうしても欲しくなった

強い黒と ややキツ目のコントラストが好みになっている今

FOMAPAN100 & 200 や Rollei Superpan200 でどれだけコントラストを強調できるか?

D-76 でも素晴らしい結果はもたらされるが 過去にRSGで処理したネガを見るとやはり良いと思う

フィルムによっては完全に黒が潰れる

特にFOMA のフィルムはひどい(笑)

しかし今の私にはそれが心地良いと感じるのだ

この写真はフォーカスを外してしまったが 彼女の持つビニール傘の質感が実に綺麗だと思うのだ

確かに黒は潰れてはいるが ネガでは薄っすらと何かがあることは確認できる

この現像液はシャープネスが高く 微粒子現像液と言える

希釈することでコントラストをコントロールすることが容易で初心者向けとされている

しかしだからと言って安易に扱っても良いというものではない

「ある程度の失敗が許される」だけのことだ

5月は女性を撮影する予定が多くある

天気が良ければ好みの「キツいコントラスト」を楽しむことが出来そうだ

連休が明けたら早速 この現像液を注文したいと思う






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# by pianoartech312 | 2017-05-07 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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これも何度も記すが プリントを再開する前まではコントラストのきついネガは嫌いだった

特に女性を撮影している手前 なるべくコントラストを下げて柔らかくというのが信条でもあった

この写真は400-TX を+2 処理をしているが温度は22℃だった

この時は露出に不安があったので敢えて現像時間を3分も長く取った

その結果 黒の締まりが想像以上に出てしまい「硬い」と判断したので

フォトショップでコントラストをコントロールしてSNS などに上げた

この写真はそれとは違うもので スキャンしたデーターをそのまま掲載している

今の自分が見れば まだ物足りない(笑)


プリントする際には多階調紙を使い フィルターでコントラストをコントロールする

しかし ネガの段階である程度のコントラストをコントロールできるなら越したことはない

フィルムと現像液が決まればそのデータを収集するために経験を積めば良い


あともう一つあるとすれば印画紙のタイプだ

扱いが容易いレンジコート(RC)は軽くみられがちだが侮ってはいけない

メーカーによって露光時間が変わるし 「調性」があり黒の質感がまるで変わる

フィルムよりも選択肢は狭いが ここ最近になって自分の理想が見えてきた

それについてもまた改めて記事にしようと思う




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# by pianoartech312 | 2017-05-06 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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前回 『テコ入れをした』と記したが 大逸れたことではない

フィルム写真に限らず 写真撮影をされる方なら誰しも『自分の露出』を持っていると思う

だから写真を見れば「あぁ、あの人の作品だ」と何となくわかるのだ

もちろん それを見つけるまでは経験と時間も必要になると思う

フィルム現像に限って言えば フィルムと現像液の組み合わせと撮影した中身にもよるが

「自分の露出」(この場合はネガか?)を得るための現像処理方法がある

基本はメーカーが推奨する温度と時間なのだが 何となくそれでは物足りないと思ったら泥沼に片足を入れる事になる

コントラストが欲しいなら 温度を高めにして 現像時間も伸ばすのが一般的な方法だ

ただ 闇雲にやれば良いものではない

『増感』になっても意味がないからだ

特に神経質にならなければならないのは「温度」だと思う

一般に現像処理は20℃が基本になる

そこから何℃高めに設定するか?・・・これが最大の悩みどころなのだが これが最も面白い瞬間だ

写真はRollei RPX400 を Kodak Xtol で処理している

一般的な処理方法は1+1 20℃ 12分

この『一般的な方法』は『中庸のコントラストを得るための基準』とされている

つまり『無難な』ネガが出来上がるという訳だ


この日はご覧の通り 曇り空で今にも雨が降りそうだった

しかし 彼女の背景にあるビルや その向こうの遠くに見える雲の輪郭もしっかりしているのがわかる

Xtol はかなり柔らかい(ネムイ)ネガを作る現像液だが

この時は22℃ 12分で処理している

本当は21℃にするつもりが どうしてもあと1℃下がり切らなかった

しかし結果は良好だった




ただ毎回記すが 実際にプリントしてみない事には何とも言えない






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# by pianoartech312 | 2017-05-05 19:00 | 現像関連 | Comments(0)