日本の四季(9)

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7月

夏の到来だ

梅雨が明けるか 明けないかの頃が一番暑い気がする

今まで雲の上にあった太陽が

しばらく見ない間に猛烈に夏の太陽へと変貌しているのだ

そして夏至を過ぎた太陽はまた秋色も見せ始める

まだまだ力強い日差しの中にある秋の気配は

その色と共に影の色も変えてしまった

古いタンコロの中で本を読む彼女がフッと視線を上げたその先に

夏休みを間近に迎える子供たちが大きな声で走り回っている


私の嫌いな夏がやってくる




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# by pianoartech312 | 2016-06-05 19:00 | Portrait | Comments(0)

日本の四季(8)

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6月

雨のシーズンが始まる

私はこの「梅雨」という季節が好きだ

雨の中の撮影は大変ではあるけれど

雨はそれだけで心情を表現することができる

雨の中 独りで佇む女性がいたとする

見る人は それだけで何かを想像すると思う

雨に濡れた地面が彼女の姿をぼんやりと映している

スマートフォンを見つめる彼女は何を見ているのだろうか?

待ち合わせ相手とのメッセージのやり取りか

情報収集か

それとも他の何かだろうか

雨の似合う女性は多くいると思う


今年も雨のシーズンはたくさん撮影したいと思っている





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# by pianoartech312 | 2016-06-04 19:00 | Portrait | Comments(0)

新兵器の導入(K-3編)

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smc PENTAX DA*16-50mm F2.8ED AL IF SDM


久しぶりに機材を買い換えた

仕事でも多用する標準ズームの16-50mm F2.8

今回はPENTAX の中における最高峰ブランド「DA*」の同域レンズ

スターレンズはすでに望遠ズームでは導入済みだった

この標準においては多くのメーカーからも同様のレンズがラインナップされている

今まで使用していたレンズも決して悪いレンズではなかった

ただ色々な思いと「純正」の強み

そして何と言ってもスターレンズの「ステータス」だろう

巷では色々な酷評が見られる

「片ボケする」「開放付近では甘い」「フォーカスが遅い」…

それは言っていたらキリがない

どんなメーカーでも「完璧」は無いと思う

だから使用する人の目的意識が明確であることと

イメージする画像がどこまで近いか?

そしてネットの中の評判は鵜呑みにしてはいけない

自分の目で確かめることが何よりも大切なのだということは誰しもが思っているはず

早速テスト撮影を試みたが 運悪く強風が吹き荒れてなかなか思うように撮れなかった

それでも あのスターレンズの画質は確認できた

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ご承知の通り 私はこうしたスナップや風景・お花を被写体とすることはまずない(笑)

なのでセンスも何もあったものではないが それでもハッとする鮮明度と解像度

滑らかな階調は確認できる

ただブログの制約上 どうしてもサイズを小さくしなければならないので

等倍にした時の画像を見せることができないのが残念


誰が何と言おうとも やはりスターレンズは『スターレンズ』なのだ



ステージでピアニストを撮ることが

撮影会でアーティストのプロフィール写真を撮ることが待ち遠しい











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# by pianoartech312 | 2016-06-03 19:00 | アイテム | Comments(0)

Rêverie(7)

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【モノクロフィルムの比較】

今回の撮影では私の中の「鉄板」であるRollei Retro 400s とR09 の組み合わせだった

前回のFOMA PAN 100 Classic も驚きだったが

やはり決める時はこれが一番安心して使える

そして結果も期待通り

ただ現像液の温度が24℃もあり 放置しているうちに下がるのではないかと思ったが甘かった

そのため 少々オーバー気味となったが問題のない範囲だった

そして今回は80mm ではなく 久々に150mm F3.5 を使用

換算値では約93mm F2 となるが実際はそれ以上の被写界深度となる

なのでこれだけ彼女を小さくしても奥行きは出るしボケも大きい

前後でボケを作ることで被写体を小さくしても存在感を得ることができる

やはりこの組み合わせはイイ

そろそろ現像液の温度に神経を使う季節となる

それさえ失敗しなければ理想を得ることができる


MAMIYA645 PRO TL
SEKOR 150mm F3.5N
Rollei Retro400s
R09 1:100 24℃ 60min (Stand-Dev)

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# by pianoartech312 | 2016-06-02 19:00 | Portrait | Comments(0)

Rêverie(6)

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そろそろ路地裏散歩も終わりに近づいてきた

距離にしたらたいした数字ではないのだが

こうしてノンビリと歩いていると それなりの時間を要した

今日はずっと彼女に「不機嫌」でいてもらった

そしてほとんどをフルショットで収めた

彼女は本当に立ち姿が良い

姿勢も良いし 足の使い方がうまい

だから立っているだけで絵になる女性と言えるのだ


「ここが有名な『夕焼けだんだん』だよ」

ゴールの日暮里駅からほど近いところにテレビでもおなじみの夕焼けスポットがある

そこからつながる有名な商店街は本当に安くて面白い店が並ぶ

私たちがその階段を登りきり振り返ると正面に夕陽が眩しかった

「本当に綺麗ねぇ…」

「もう少し向こうに行くと『富士見坂』もあるんだよ」

「へぇ。富士山が見えるんだ」

「今では23区内唯一らしい。だからダイヤモンド富士の時はテレビ局もやってくるんだ」

「そうなんだ…」

商店街の終わりには飲食店、帽子専門店、雑貨屋、雰囲気のある昔ながらのおせんべい屋もある

「あぁ… 近所にあんなおせんべい屋さんがあったら毎日仕事帰りに一枚だけ買って食べながら帰るのに」

彼女は時々面白いことを言う

「それより私はさっきのアーモンドが気になった。やっぱり買っておけばよかったかな。。。」


この商店街を買い物目的で彼女と歩いたらさぞかし楽しかっただろうな

こうして短い時間ながらも楽しい散策は終わりとなった


今度はまた近いうちに彼女と別の路地裏散策をしようと思う

今度こそは雨がいいな









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# by pianoartech312 | 2016-06-01 19:00 | Portrait | Comments(0)