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フィルムテストとは何だろう?

次なる疑問はこれだった

モノクロフィルムの場合は黒の濃淡で全てが決まる

「シャドウ」「グレー」「ハイライト」しかない

質感としては「粒子」も存在するが それはまた別の分野と言える

『モノクロフィルムの現像は究極の”化学反応”だ』と誰かが言った

本当にそう思う

銀粒子の並びで決まってしまう

だから面白い

以前 ロケハン時にはメモを携帯すると記したが そこに記されるデータは「撮影データ」だ

ならば「フィルムの現像データ」はどうするのだろう?

色々とサイトを参考にしながら模索して1つの答えにたどり着いた


「フィルムテスト」とは

「そのフィルムに最適の現像データを得る方法」を見つけることだ

もちろんそれは自分のイメージを的確に表現する画質であることが前提

そういうことで 撮影データとは別に「現像データ」を作り上げることにしようと思う


自分の中では好みの画質を得られるフィルムが数種類あると記したと思うが

私にとってのフィルムテストはそれらのみで十分だと思っている

1:Rollei Retro 400s

2:Adox Silvermax 100

3:FOMA PAN400 Action 及び 100 Classic


これだけだ


現像液に関しても同様で

1:R09 ONE SHOT

2:Adox Silvermax Develpper

3:Adox Atomal49

この3銘柄のみ


これらの組み合わせで 「そのフィルムに最適の現像データを得る方法」を見つけるのだ


具体的な作業は次回に・・・


<つづく>







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# by pianoartech312 | 2016-10-12 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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そこで各メーカーが公表している「データシート」を参考にするのだが

これがイマイチよくわからない

そこで勉強することにした


細かいことは他のサイトに任せるとするが

特に重要なのは「特性曲線」であると考えている(上の写真)

この表の見方を説明すると本当に長くなるのでやめるが

本気で知りたい人がいたら下記のサイトを推奨する



このグラフでそのフィルムの特徴がわかるのだが それも「一般的には」である

特定の現像液でのデータしかないし どういう条件下で撮影したネガなのかもわからない

まして「公称感度」(ISO表記)と「実光感度」(EI)が違うことが殆どだ

さらに 現像液のデーターシートも合わせてみるとさらに組み合わせが複雑になる

そこから「自分の求めるイメージを表現する画質」を得るのは気の遠くなる作業が必要だ


でも私はそこに足を踏み入れた




以前 床屋で順番待ちをしている時に何気なくみた「こち亀」の単行本を読んで懐かしくなり

ついつい帰りに本屋で買ってしまった

ふと「これ100巻以上あるな。。。」と思った時には遅かった(笑)

「とんでもない作品に手をつけた。。。」

・・・まさにそんな感じだ(笑)



<つづく>



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# by pianoartech312 | 2016-10-11 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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前回「やばい領域」と記したが それは一体?

順を追って記していくことにする

私はどんなことにも「疑問」を持つと「解明」したくなる

それはとても大切なことであると思うし

ここ数年のノーベル賞受賞者の考え方も同じであると確認している

モノクロフィルムを使用するにあたり それぞれの特性と現像液との組み合わせを検証してきた

しかし それらは同じ条件下で撮影されたものではなく「ある程度の違い」しか分かっていない

大切なのは「自分が求めるイメージにマッチした画質」を求めることにある

全てのフィルムと現像液を分析する必要など全くない

そこで「自分が求めるイメージにマッチした画質」とはどんなものなのだろう?

そんな疑問がわいた

「自分が求めるイメージ」は年々変化すると言っても良い

しかし「傾向」は確実にある

それを踏まえた上で ここ数年はモノクロフィルムの選択を慎重に行ったつもりだ

その結果として数種類の銘柄がピックアップされた


***************************************************************

フィルムが決まればテストをする

その時に持ち歩くのが露出計と写真にある「メモ」だ

とにかく徹底的に「メモを取る」ことにしている

現像したねがと照らし合わせPCで正書して保存する

もちろんロケーションにおけるデータという意味合いもあるが まずはフィルムデータとしてのデータだ

しかしそれも限界がある

だからもっと突っ込んだ検証が必要になった



<つづく>




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# by pianoartech312 | 2016-10-10 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

Adox Silvermax を考える

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私にとっての「新年度」が始まり

今年度のテーマが何となく形ができ始めてくると悩むのがフィルムの選択

いつものことなのだが 今回はまた話が少し違った意味で悩んでいる

今年は昨年の様な「黒の締まり」を必要としない

シャープネスは欲しいので粒子もある程度は細かいほうがいい

シャドウが潰れずにハイライトもしっかり出したい

そうなれば理想はAdox SILVER MAX しかない

しかしこのフィルムはISO100 しかない

モノクロにおいてはISO400が標準感度とされる中で それが無いのは厳しい

しかしデータシートによれば専用現像液を使用するという前提ではあるが

ラチチュードが14絞り分もある

つまりISO100 を400 として使用しても何ら問題はないということになる(かなり無理があるが…)



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先日 友人がオープンさせたカフェに行った際にカメラに詰められたこのフィルムで数カットだけ撮影することができた

決して明るさが十分ではない店内では露出計の値は明るい場所で 1/30 程度

レンズシャッターなら難しい速度ではないが安心はできない

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しかし それを承知で色々な状況下で撮影したネガを見ると やはりイイのだ

驚くほどのシャープネス・T粒子タイプフィルム(Tグレイン)に匹敵する超微粒子・高密度

やはり凄いフィルムだと言わざるを得ない


実は既にFOMAPAN400Action を6本も注文している

そしてR09 も新たに注文した

このフィルムだと黒も潰れずにハイライトもそれなりにコントロールすることができる

少々グレーが不満だが悪くはない


今月から新たなテーマでの撮影が始まるが 

もう一度フィルムの選択から現像液の選択まで考え直してみようと思う

しかし 私は「やばい」領域まで足を踏み入れてしまった(笑)

それについては後日改めて報告します・・・




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# by pianoartech312 | 2016-10-09 19:00 | モノクロフィルム | Comments(0)

自家現像のススメ(2)

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前回は定着液について記したが 現像の仕上がりを左右する一番の要因は現像液であることは間違いない

現像液については使用したフィルムによっても相性もあるし

また撮影者のイメージに近い表現を手助けしてくれる現像液を探すのも楽しみの一つだ

私は過去に多くの現像液をテストしている

しかし今の段階においては『R09 One Shot 』(ロジナール)現像液がベストとしている

この一年と半年くらいはこれしか使っていない

・非常に良好なシャープネス

・微粒子ではないが粒子が綺麗に揃う

・フィルムスピードに忠実

・ワンショット現像液なので無駄がない

などのメリット(特徴)があります

もちろん『柔らかさが欲しい』『黒の締まりよりもハイライトの表現』などの目的があれば

フィルムとの組み合わせによって現像液も変えるべきだとは思います

ちなみに私が勉強するにあたりお世話になっているサイト「SILVER SALT」では

アドックス FX-39

ローライ スーパグレイン

アドックス アトマル49

をビギナーズに勧める3つの現像液として指定しています


もし少しでも興味が出てきたというのであれば是非参考にしてみてください

とても丁寧に解説されていますよ

また こちらも私がお世話になっているサイト「東京オルタナ写真部」においては以下の様に紹介されています。


超現実的なまでに克明な質感描写!まさにロジナールの画!
この作品を見れば誰にでもわかることだと思いますが、もう一度言っときますね。

銀塩白黒写真のトーンを決めるのはフィルム現像です

ロジナールの最大の特徴は何と言っても高いシャープネス。最もシャープな現像液の1つです。
いや全ての現像液の中でいちばんシャープ…と言ってもいいかもしれない。それくらいシャープ。

これはロジナールには、銀粒子を溶かして画をボケされる薬品が入っていないからです。そんなダメな薬品が入っている現像液があるのかと思うかもしれませんが、多くの現像液には入っています。

もちろんそれはそれで良い働きをするからなのですが。ともあれロジナールが作る銀粒子は、とてもきれいでクリアな形をしています。

そしてロジナールのもう一つの特徴は美しいグラデーション。
このグラデーションと高いシャープネスのせいで、キラキラとした印象の画を作ることができます。

また高希釈や低温度で現像できるのも大きな特徴です。希釈率、温度、現像時間を調整することで、様々な作画効果が得られます

ただ、ロジナールはなめらかな表現はやや苦手です。粒子はくっきりしているので、ぜんぜん微粒子じゃないですよ!

なめらかな表現が欲しい時はシュプールHRXなどの微粒子現像液を使うことをおすすめします。
1930年代に35mmフィルムなどの「小型」フィルムが登場し、ロジナールの人気はいったん下火になります。
それは初期の35mmフィルムは粒状性が悪く、ロジナールで現像すると画質が悪くなったからです。

しかしフィルムが改良されるに従い、ロジナール人気は復活してきました。
現代的な設計の白黒フィルムとロジナールの組み合わせは素晴らしいものがあります。』


なんとなく「これ、すごいんだなぁ。。。」と思いませんか?(笑)












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# by pianoartech312 | 2016-10-08 19:00 | 現像関連 | Comments(0)