先日も動画でKentmere400 のプリントをレポートしたが
今回は現像処理方法を変えてのテストを行ってみた
過去の処理では自家調合のD23 をStock で処理したが 今回は1+1 希釈で行ってみた
結果から言うと目を見張る変化は無かった
それよりも今回はカメラをレンジファインダーのMAMIYA-35Ⅲ を使ったことが大きい変化で
このカメラとこのフィルムの組み合わせをテストしてみたと行って良い
これについての結果は実に良かった
テストでよく訪れる横浜市山手の洋館
薄暗い部屋では窓からの光を十分に生かして独特の雰囲気を演出できる
しかしこのカメラの甘い描写がこのフィルムの特性と絡み合い
実にファンタジックとも言える画像になってしまった
もちろんソフトフィルターなどは一切使っていない
1枚目と2枚目は絞り開放で撮影している
シャドウの締まりはどうか?
もともと軟調の現像えきではあるが それでも一絞りして撮影してみると雰囲気が変わる
ただ今回の現像は温度が25℃と高めで処理したこともあって
やや現像が進んでしまった感じがある
つまり全体的にオーバーになってしまったし コントラストも上がってしまった感じがする
その辺はプリント時にある程度は補正できるが
それでも元々のネガがしっかりしていないと無理が生じる
理想はストレートで焼いてかっこいいプリントができることだ
外に出て撮影してみる
薄曇りで時々日差しもあるような天気
なのでND4を装着しても露出が追いつかない
この写真はF5.6まで絞っている
なので手前に紫陽花を置いて背景を遠くし 遠景をぼかしてみる
これをみても分かるが このフィルムはグレーが広い
ここもテストでは必ず撮影する場所だが
ここも同じくF5.6まで絞っている
そのために背景のボケはあまり感じないがレンガの質感は良い
グレーは広いが意外と黒は出る
それはプリントすると実感できる
現像処理方法の違いによる変化として粒子状態に違いが出るか?とも期待したが
さほどの変化は見られない
やはり温度の影響か コントラストが強くなったのと
シャープネスは高くなった感じもする
しかしカメラの性能もあり その辺は同じカメラを使用してみないとわからない
そのカメラとこのフィルムの相性は実に良かった
現代の写真とは思えないような古くさい表現が気に入った
次はD76での処理をテストしてみたい
MAMIYA-35ⅢSEKOR45mm F2Kentmere400D23 1+1 25℃ 11min.
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