今年で6回目となった『The GIN4 Quartette 4u』写真展が9月8日に閉幕
私の今年のテーマは「35mmカメラで撮影するガス灯のある風景」
フィルムはKentmere400 をメインにしようした
使用レンズも35mm や 50mm が主で長いレンズは使っていない
<課題作品>
一人10点出品するのだが そのうちの1点は題名を「銀座」とする決まりがある
つまり何らかの形で銀座を絡めなければならないのだ
銀座はガス灯通りもあり 苦労はしないだろうと思ったのだが甘かった
一昨年にガス灯通りで撮影した作品を出しているが故
同じ場所での作品は出せない
そこで今年は王子ホールにあるガス灯に目を付けた
ところがこの写真からでは「銀座」と認識できない
後ろに見えるのが「銀座三越」なのだが・・・
OLYMPUS OM-3Ti
zuiko 35mm F2
同じ女性モデルで撮影したもう一つの作品は銀座ガス灯通りで撮影した
アップルストアの裏だ
実際のプリントではもう少し背景を飛ばしているので
ここまで明確に人影やビルを確認できない
OLYMPUS OM-3Ti
zuiko 50mm F1.4
会場となるギャラリーは3室あって私たちの他は絵画がメインの展示会だった
そのため「ついでに寄る」来場者もその関係者が多く反応は様々だ
ただモノクロームフィルムによる表現については認識が低すぎるのだ
若い世代だと「なんかアンティーク・・・」という感想があり
高齢世代だと「懐かしい・・・」となる
確かに巷ではフィルムカメラやフィルム写真ブームかもしれないが
少し業界を外れるとそんな雰囲気は全く無いということの現れだ
油絵にしろ水彩にしろ絵を描く人にしてみると「写真」は「安易」と受け止める傾向があるように思える
そこで来年はもっと「魅せるモノクローム」を目指すことにしてみる
すでに構想は固まりつつある・・・
<つづく>
by pianoartech312
| 2019-09-09 19:00
| Portrait
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