今日までどうしても解せないことがあった
それはUltrafine Extreme100 の実力だ
今まで何回となく使用してきたがその度に印象が変わった
ただUltrafine Extreme400 と比べるとコントラストのノリが悪く
ISO100 のわりには粒状性が粗い印象が強くて好きになれなかった
なので今回は35mmフィルム1本をテスト用にして横浜を巡った
そして今回は敢えてYA-3 と言うキツ目のコントラスト調整フィルターを使用した
現像処理はFUJIFILM Microfine 1+1 20℃ 12:00
ただ前回の反省を生かして 定着液を新しくした
ではその結果を以下に記すことにする
まずネガを見た時に「イケる」と思った
久しぶりにメリハリのあるコントラストがあった
石造りの建造物・快晴と言う条件では当然といえば当然だ
しかし今回はYA-3を入れているのだ
それで「ボーダーライン」の位置なのだ
今回はMicrofine で処理した
それもあるが心地良い粒状性が再現されている
そしてシャープネスも高いと言える
これが普通の撮影で再現できるならこのフィルムは実用性が高い
今回はzuikoMC50mm F1.4 と MC85mm F2 をメインに撮影している
それぞれ絞りをコントロールしながら撮影したつもりだがどのカットにおいても良い状態だった
このカットは背景のビルに露出を合わせている
女性を撮影する場合にはこのガス灯にも陽が当たる時間帯で撮影するので雰囲気は変わる
このカットにおいてはYA-3を入れているにも関わらずコントラストが物足りない
これは35mm で撮影したが直射日光が当たっている部分以外はとても良い再現だ
日陰部分のディテールも十分に思える
一見するとRollei RetroシリーズやSuperpan200 に近い
今回のテストは成功したと言える
しかし何度も記すが これらはYA-3 を使用してでのことなのだ
実際にプリントしてみないと分からないが どれほど硬いネガなのか?と思う
普通にスキャンした段階で心地良いコントラストなのだから恐らくは「やや硬い」程度だと思う
現実的に使用するフィルターは Y2 までだと思う
それでこの程度のコントラストが出るならば今後も選択肢の一つにしても良いかと思うが…
今の段階では現実的ではない
ISO400 のフィルムで十分に対応できると思っているからだ
ただシャープネスと細かい粒子は魅力的に思えた
OLYMPUS OM-3Tizuiko MC35mm F2zuiko MC50mm F1.4zuiko MC85mm F2with YA-3
Ultrafine Extreme100FUJIFILM Microfine 20℃ 1+1 12:00