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この連載の最後はCONTAX G2

レンジファインダーカメラでありながらAF搭載という異色のカメラだ

撮影する楽しみは全くと言えるほど無い

そしてフォーカスの甘さが多く指摘されているが

私はさほど違和感を持たなかった

このカメラの使用価値はツァイスのレンズが使用できるということだけかもしれない

Biogon 28mm は特に素晴らしいレンズだった

しばらくこのカメラでその素晴らしさを堪能したが

私の手元にあった時間は短かったと言える

よほどで無い限りはこのカメラは勧めない


ちなみにこの写真のネガはT-MAX100 と純正の現像液の組み合わせで処理した

実にスッキリとした良いネガにはなった




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by pianoartech312 | 2018-02-28 19:00 | Portrait | Comments(0)

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この写真はOLYMPUS-35sⅡ で撮影している

比較的新しい(とは言え昭和30年代)カメラでレンズも42mm F1.8 が付いていた

実に良く写るカメラだった

明るいレンズでもあったので適度なボケも楽しめたし

レンズの5群7枚と言う構成は後のG.Zuiko 50mm F1.4 と同じ構成だ

そう見ると良い写りがして当然と言える

zuiko レンズは何かとコントラストが甘いなどと言われることが多いが

私はそうは思わない

カラーで撮影した経験がないから その辺りは何とも言えないが

モノクロで撮影している分には問題はなかった

巷では このカメラはレンズに近い内側に植毛紙を貼るとコントラストが上がるとの報告がある

つまり内面反射が多いと言うことなのだろう

レンジファインダーカメラとしては完成度の高いカメラだったと思う


この写真のネガはRollei Retro400s とAdox Atomal49 の組み合わせで処理した

極端な輝度差がある状況ではあるが窓の外もそれなりに出ているから驚く




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by pianoartech312 | 2018-02-27 19:00 | Portrait | Comments(0)

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この写真はMAMIYA-35Ⅲ で撮影している

48mm F2 のレンズが付いているが実に柔らかい描写をする

このカメラは本当にカッコイイ

小型で本当にコンパクトだが丸みを帯びた外観と

ファインダーからレンズに到るまでの全てがまとまっている

ただ難点と言うのはライトバリュー方式の露出機能が使いづらい

それさえ除けば私は大好きなカメラだ

絞り開放では確かに甘くはなるが一絞りで十分にしっかりした画像になる

ボケも大きすぎず 被写体との距離をうまく保つことができれば自然なものになる

このカメラに関して言えば私は出来上がりのイメージが容易だ

Rollei Retro シリーズやFOMA200 などを使えば雰囲気のある写真になる

もちろん400-TX やRPXなどならスッキリした絵が出てくるだろう

ただこのカメラはピント合わせが難しいかもしれない

二重像が少々薄いし色がピンクなのだ

そして形が丸い

一般的には四角で青や黄色なので比較的容易にピント合わせができる

このカメラはちょっと異質だが それでも使う価値はある


この写真のネガはRollei Superpan200 とRodinal の組み合わせで処理している




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by pianoartech312 | 2018-02-26 19:00 | Portrait | Comments(0)

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このところレンジファインダーカメラを全くと言えるほど使っていない

レンジファインダーカメラどころか35mm 判カメラを使用していない

今年度はとにかくスクエアで作品を残すことをテーマの1つにしている

それでもスナップやロケハンなどでも使用する機会はあるはずなのだが・・・


さて 一時期はレンジファインダーカメラにハマったが今でも1台だけ手元に残してある

レンジファインダーカメラのメリットを上げろと言われても

「身軽さ」程度しかないかもしれない

ライカのMシリーズなどに代表されるレンズ交換式ならともかく

レンズ固定であれば焦点距離も変えられないのだから

それでも根強い人気があるのはどうしてなのだろう?

1つには「意外と良く写る」ことにある

また「ファインダー像がレンズを通していない」ことも理由の1つかもしれない

この写真はYASHICA Lynx14 で撮影している

48mm F1.4 と言うとても大きなレンズが付いていた

それゆえ この写真のように背景が大きくボケる

しかし実際に撮影している時にはそれはわからない

だから現像してネガをみると「おぉ〜」と思ってしまう

レンズシャッターであるがゆえに少々のスローシャッターもなんとかなる

しかし実際に使ってみると全ての面で一眼レフカメラと比較すれば

不便の他の何物でもない

なのに妙な魅力がある・・・

それはデジタルから入った人がフィルムカメラで撮影して

「出来上がるまで画像が確認できないドキドキがある」

と言うのに近い感覚かもしれない


ただ使い慣れてくれば 出来上がりの画像は容易に想像がつく

そうなればコンパクトであるメリットがとても重要な意味を生すかもしれない

使用した経験のない人は 是非とも一度レンジファインダーカメラの魅力に触れてみると良い


ちなみにこの写真はKodak 400-TX とRodilal の組み合わせ

やはり少々粒子が目立つ






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by pianoartech312 | 2018-02-25 19:00 | Portrait | Comments(0)

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ついでに Rollei Supergrain(以後RSG )についても書いてみる

この現像液もAtomal49 同様にコントラスト調整タイプの現像液とされる

ただフィルムを選ぶような気がしてならない

純正となるRollei のフィルムだとそのコントラスト調整も素直だが

他のメーカー 特に私が好んで使うFOMA だと時にはコントラストがキツくなることも…

この現像液で処理する時は標準よりも1℃〜2℃高い温度で処理すると好みのコントラストになった

この写真はFOMAPAN200 Creative をRSGで処理した

実際にプリントもしているが背景の葉を焼き込んだ記憶がある



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この写真はRollei RPX100 をRSG で処理した

実に調子が良い

実際にプリントもしているが ストレートで十分なプリントになった

このRPX シリーズのフィルムならば自信を持ってこの現像液を勧める

この現像液は少々の失敗も許してくれるとメーカーでは説明する

しかしいつも記すが「許してくれる」は「OK」ではない

「妥協できる」と解釈するべきで やはり失敗はしない方が良いに決まっている

そうでなければ 性能を十分に発揮できない

この現像液も一時期好んで使用していたがFOMAPAN100 Classic を処理した際に

どうしようも無いくらいコントラストがキツくなってしまってプリントに大変苦労した

それ以来 使用することはなくなったが今こうしてみると良い現像液だと思う




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by pianoartech312 | 2018-02-24 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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前回「Lomography にはAtomal49を勧める」と記したので

それについて触れてみることにした

Ladygray400 は独特の表現をするフィルムだと思う

しっかりとシャドウも出るしコントラストも中庸で悪くない

個人的にはISO100 のEARL GRAY の方が好みだった

ところがテストも兼ねてAdox Atomal49 で現像したLadygray400 は素晴らしかった

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Atomal49 はコントラスト調整タイプの現像液で 

ハイライトはかなり調整される感じがする

そしてコントラストが欲しいと思ってフィルターを入れて撮影しても

ネガはその効果が確認しづらいくらい調整してしまう

それには「超」が付くほどの微粒子現像液であることも要因としてあげられる

ロジナールと同じくらいの古い歴史があってロングセラーと言える現像液だが

環境問題云々で本国では色々と改良されたことで性格も変わったかもしれない





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しかし 結果としては本当に素晴らしいネガになった

実際にプリントもしているが粒子はそこそこ有り そしてどことなく古臭いイメージがある

シャドウもしっかりしているしシャープネスもあって心地良かった

しかもこれらの写真は全てレンジファインダーカメラのOLYMPUS 35-Ⅲsで撮影している

確かにあのカメラは良いカメラだったとは思うが それでも余りある


Lomoのフィルムを使用する人は それなりの目的があって選択すると思う

なのでもしかしたら このAtomal49 の結果はその目的とは違ってしまうかもしれない

ただ 一度は試してみる価値はあると思う






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by pianoartech312 | 2018-02-23 20:16 | 現像関連 | Comments(0)

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「蛇足」と記したが

今現在の私の中のオススメを記すことにする



何と言っても現像液はD-76だ

これをコントロールできるようになれば他の現像液は不要と思える

そして今のお気に入りの組み合わせはこの写真がそうだが

FOMAPAN200 とD-76だ

コントラストが良いしシャープネスも高い

ISO400としているが粒子の荒れは無い



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ここからが本当の「蛇足」になる

もう しばらくILFORD のフィルムを使用していないが

使用していた頃の現像液はKodak x-tol がベストと思っていた

この写真はHP5との組み合わせ

FP4でも実に良かった

しかし今ならFP4は間違いなくD-76 を使う


そしてFOMAPAN400 ならD-23

さらに蛇足を記すなら・・・

Lomography のLadyGlay はAdox Atomal49 を強く勧める




さて ロジナールについて改めて記事を記したが

写真を整理しながらみていたら使いたくなった

また機会をみて何かテストしてみようと思う

ロジナールは実に優れた現像液である事は間違いない

目的に応じて使い分ければ きっと創作意欲を掻き立てるアイテムになる


何れにしても現像液選びは自由だ

ただ 本気で極めたいと思うなら1つの現像液を1年は使い続ける必要がある

そして写真としての最終目的を明確にして欲しい

プリントすることになれば きっと現像液の違いをもっと明確に知ることになる

そして現像方法の違いで  例えば温度1度の違いが影響することに驚くはずだ

本気でモノクロームを楽しみたいのなら

プリントする事を避けてはならない

未経験の人は是非1度 体験してみて欲しい

写真の「全て」が変わるかも知れない

私は変わった







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by pianoartech312 | 2018-02-22 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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今回はモノクロフィルムの代表・Kodak 400-TX(TRI-X400)

これも135判フィルム

1+50 で攪拌現像している

ロジナールにおける ごく基本的な処理方法だ

ただこの時はテストも兼ねていてRフィルターを装着している

なのでかなりコントラストがキツイ

これは実際にプリントをしていないがネガを見るだけでも硬い

ただ 極端な硬さは無くて モノクロームの典型的な硬さだ

そこは400-TX の柔軟性なのかもしれない

この画像だとよくわからないので別の画像を添付してみる


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これはRフィルターを外しているので普通の状態と思って頂いて良い

ただ注目すべき点は粒子の粗さだ

被写界深度を外している部分は粒子が目立つ

D-76やD-23 で現像すればこんな事は無い

これがロジナールの典型的な特徴なのだ

過去に公開した記事では

例えばT型粒子構造を持つフィルムであればロジナールで処理してもここまでは粒子が見えなかった

しかし最も古典的なフィルムである400-TX であればこうなるのだから

これがロジナールの性格だと思って間違いない

もし右端の表札のすぐ隣の女性が壁を背にしてこちらを向いていたとしたら

それなりのザラつきの中にいたかもしれない

フォーカスが来ていればさほどではないかも知れないが

それでもグレーからシャドウにかけては粒子は目立つだろう

ただ再三記しているが ロジナールの粒子は綺麗だ

細かいと言う意味ではなく本当の意味でアナログの「味」になる

ここまでやってしまった手前

近々 女性ポートレイトでロジナールで処理したネガをテストしてみたくなった

フィルムはやはり400-TX が良いだろう

そして120 よりは135判だろうか

・・・ちょっと怖い気もする(笑)











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by pianoartech312 | 2018-02-21 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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今回のフィルムはAdox Silvermax21

このフィルムは独特の表現をするフィルムで120判があれば是非使ってみたいのだが

残念ながら存在しない

まぁ その必要が無いと言いたいのかもしれない

旧型の粒子構造をもつパンクロマチックフィルムではあるが

実にゾーンが広く それが極端でなく 全ての領域で見事な再現をしてくれる

この写真はCONTAFLEX1型で撮影している

本当に古いカメラでレンズはTesser45mm F2.8

レンズの状態は決して良いとは言えず怪しいものなのだが

この画像をみる限りは影響は無いと言える

確かに全体的には粒子は見えるが 非常に揃っていると思うのだ

ザラザラしている感覚が無い

なのにシャープネスは高く かと言って硬く無い

これはロジナール独特の「エッジ」の効いたネガになったのかと思う

実際にプリントもしているが これも粒子が細かいわけでは無いが

実にギラギラとしていて綺麗だった

そしてプリントそのものも良い状態だった

半切に引き伸ばした経験もあるが 間近でみない限りは問題なかった

フィルムは少々高価だが それだけの価値は十分にある

もちろんメーカーでは純正の現像液を推奨しているが

私はこのロジナールで処理したネガが好みだった


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by pianoartech312 | 2018-02-20 19:00 | 現像関連 | Comments(0)

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今回はFUJIFILM NEOPAN ACROSS100 を取り上げる

国産のモノクロネガでは唯一ではないだろうか?

安価で購入出来 画質も非常にシャープネスが高くアナログらしからぬ描写をする

私個人としては好みのフィルムでは無い

最後にポートレイトで使用してからもう5年以上は経過している

ただスナップだったりロケハン時には使用することもある

それは色々なテストも兼ねていることもある

この写真はロジナールで1+100 の無攪拌現像法で処理している

元々 粒状性は非常に細かいフィルムでコントラストもあるしシャドウも締まる

なのに無攪拌現像してみたのは結果が見たかったからだ

かなりノッペリした

でも これはこれで表現としてアリだと思った

プリントをしてはいないが キャリアにセットしてルーペでのぞいた事はある

これもまた粒子が細かく シャドウ部分にはギラギラした粒子がぎっちり詰まっている感じだった


こうしてみるとロジナールという現像液はこうした平型粒子構造をもつフィルムとは相性が良いのでは無いか?

もちろん粒子の大きさを気にする方には向かないかもしれないが・・・

ただ眠くなる事は無いだろうし プリントした時のアナログ感は失われないし

それでもシャープネスが高く 解像度もあるから面白い


これもまた改めて試して見たくなった・・・

MAMIYA C330s
SEKOR 80mm F2.8(old Type)
FUJIFILM NEOPAN ACROS100
R09 18℃ 1:100 80min Stand-Dev.




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by pianoartech312 | 2018-02-19 19:00 | 現像関連 | Comments(0)